デンドロビュウムが咲いた!

1年前に頂いた鉢植えのデンドロがやっと咲きました。
小さなツボミを沢山つけてから数ヶ月、本当に咲くのかしらと思っていました。
お天気の良い日曜日には、外へ歩きに出ていましたので、翌日の月曜日、
サンルームの隅っこの定位置にカーテン越しに何やら見えて、咲いた〜!!と驚きました。
小さな鉢ではバランスが悪く、ひっくり返りそう。
花が咲き終わったら、鉢を大きくしてやる仕事が待っています。

ETV特集鶴見俊輔の番組がありました。ハーバード留学中に開戦になり、敵国人で収容所に入り「戦争は負けるに決まっているし、食べるには困らなかったが、何か国に悪い気がして日本に帰ることにした」。聞き手の「アメリカの国に悪いと思ったのですか?」という問いに「帰れば爆弾に当たって死ぬ確立は皆と一緒でしょ」と。「悪い気」というのは「自分だけ安全な国に居て生き残ることが」という意味だったのです。「皆というのは国民、仲間です」とも。

今朝の日経「私の履歴書」。博報堂最高顧問の近藤道生さんの今朝の記事に、戦争中、上官の命令でスパイ容疑の夫婦を処刑するように命じられた木村上等兵が、苦悩の末、上官の命に従った結果、戦争犯罪人としてシンガポールの刑務所で絞首刑になった。28歳の若さで逝ったその元部下の上等兵の遺書の文面が紹介されている。(上官の判断が間違っていたとしても従わざるを得ない軍隊生活だった)
「音もなく我より去りしものなれど書きて偲びぬ明日という字を」

明日という字をまだ書き続けることのできる今の私が、何を忘れないで、何が出来るのか、考え続けたいと思っています。