わが町自慢と「無縁社会」

 市の催しものの案内と一緒に封筒に入っていたFMラジオの情報誌で見つけたビッグニュース!
箕面には地ビールがあって、何年か前に買って飲んだこともあったのですが、我が家ではその時一回きりでした。
ところが、「世界一の黒ビール、箕面にあり!」とあって、驚きました。
「昨年、黒ビールの本場イギリスで行われた世界ビール大会 

WORLD BEER AWARD2009のスタウト(黒ビール)部門で、世界1位に輝いた。」そうです。
「スタウト」が「黒ビール」のことだというのも分かりました。飲み直してみないと…と思っているところです。

さて、気の滅入る話題に。昨夜のNHKスペシャルの「無縁社会」、途中で止められなくて見てしまいました。
私たち家族にとってもこの先「無縁」とは思えない内容でしたので・・・
「〜無縁死32000人の衝撃〜」という副題がついていました。
無縁社会」「無縁死」という新しい言葉ですが、家族との絆を無くして一人さびしく死んでいく「孤独死」を通り越して、死んだ後もお骨の引取り手がないのを「無縁死」と呼んでいるようです。警察では「行旅(こうりょ)死亡人」というそうです。
ところで、昨年の自殺者は3万2753人で、前年より504人増えたという警察庁の発表がありました。30日の新聞記事によりますと「自殺者が3万人を超えるのは1998年以来、12年連続で、過去5番目の多さ。自殺者のうち男性は前年より575人増え、女性は71人減った。都道府県別では東京が最多の2989人」とか、大阪は1982人だそうです。この数字は警察がつかんでいる数字で、自殺という届けの無い自殺者も加えれば実際の数字は遥かに多いと言われています。奇しくも発表された自殺者数と無縁死数が似ているので、切抜きからメモしてみました。
Nスペ、1時間番組の最後の最後に30代で離婚、その後、娘にも先立たれ引きこもりになった隣のオジサンを屋根伝いに訪れた姉妹がいて、そのオジサンは生き直して、この姉妹の成長を手作りのアルバムに収め、姉妹の親がやっている幼稚園の行事のお手伝いもするようになった。今は亡きこのオジサンのことを姉妹の姉が「家族ですね」と一言。

2030年には、生涯未婚が、女性では4人に1人、男性は3人に1人と予測されているとか。暗い番組でした〜