昨日の記事、「パブコメって知ってますか?」に続いて、今日も北海道の「おとじろうとらいるのひび」さんからです。
パブコメ問答の前に、動画が入っていて、福島第一原発事故現場の4号機プールの危険性についてのオーストリアの番組が紹介されています。(「おとじろうとらいるのひび」http://blog.rairu.com/?eid=743)
下の引用内のURLをクリックすると見ることが出来ますので、これも是非!
それでは、コピーしてみます。
日本の病気とパブコメ出した会?の話
チーム今だからのメンバーから『オーストリアABC』が作った番組の紹介を受けました。
『4号機燃料の危険性について』という番組です。
この番組の中で、燃料プールの危険性を国連事務総長に訴えた元駐スイス大使の村田光平氏が言っていた言葉が胸に迫ります。
『私はそれを日本の病とよびます。「まず隠れます。次に先延ばしにします。そして、誰も責任を負いません。東電と日本政府は能力だけでなく意思も欠如しています。燃料プールに問題が生じたら日本は終わりになる。誰もそれを否定できません。私達は安心して眠れません」
『まず隠れます。次に先延ばしします。そして、誰も責任を負いません。』悲しくなるほど、今の日本の状況を良く表しています。大津市で自殺した男の子の事件での学校と教育委員会の対応とも重なります。
8分ほどの動画です。是非、見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=_TJo0HLFR_s&feature=player_embedded
昨日のブログで、『パブコメ出す会を作りました』と書きました。
が、会の名前を『パブコメ出した会?』に改名しようと思います。
以下、Aはおとじろうと思って下さい。
Q『パブコメ』とは何?おコメの一種?
A、『パブコメ』はおコメの種類ではありません。『パブリックコメント』の略です。今、政府は『パブリックコメント』を募集しています。
Q『パブリックコメント』とは何?なんのコメント?
A、今後の日本の2030年のエネルギー・環境に関する3つの選択肢の中のどれを選んだらよいかの意見(コメント)を国民から募集しているのです。
Q3つの選択肢とは何?A、2003年の時点で、原発依存度を
①ゼロパーセントにする
②15パーセントにする
③20〜25パーセントにするこの中からどれを選択したらよいかの意見を募集しています。
Q募集期間はいつなの?
A、『7月2日から始まって、7月31日(火)18:00までに御提出ください。』となっています。
Qそれを過ぎたらどうなるの?
A、多分、そこまでに出た意見が、国民の意見ということにされてしまうと思う。国は②15パーセント案にしたいんだと思うけど、②の案になると、15パーセント以内であれば、新設や増設ができるということで、実質、原発依存を低める方向にはならない。というより、維持してゆく案なので、脱原発を目指すのであれば①ゼロパーセント案しかありません。
Qじゃ、多くの人がそういう意見をいっぱい出さないとダメなんだね?
A、そうなのよ。結構時間もないんだよ。だから、みんなで、「パブコメ出した会?』と言い合って、いっぱい意見を出したら良いとおもうのです。
Q意見はどうやって出したらよいの。
A、100字の意見を書いて、HPから送信するか、FAXか、郵送でもよいのです。ただ、様式があるので、『「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)について』http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf
というところから、ダウンロードしなくてはならないのです。
Qそんなの大変だよ。そして、みんなこんなことになっているの知らないよ。
A、そうなんです。だから、このことを知れるようになんとかしたいし、なんかみんなが出しやすいようになんとかしたいと思って、『パブコメ出した会?』を作ったらどうかと思ったわけです。
みんなで、『パブコメ出した会?』と言って、知ってもらえるとおもしろいかなと思った訳。んでもって、PCとか持ってない人や、どうしていいかわからない人の協力をしたいとも思っています。
関心のある方、連絡下さい。
080-5582-4346(松下) zourairu@agate.plala.or.jpおとじろう