「原発はコスト高、経済的に見合わない」(GE社)

ガス床暖工事は昨日1日で仕上がりました。請求書を受け取るとき、ついでに冷水を流して冷房に使えるように開発して、と注文。「よう言われますねん、それがまだ・・・」というお答えでした。
私の仕事はこれから「断捨離」です。使わずに場所を取っていた皿やグラス類は思い切って処分。幸いリサイクルショップが1個でも受け取ってくれますのでそちらへ回すことに。物があふれ出していたので収めるところに収めて、はみ出したら処分を断行することに。これがなかなか難しい、と言ってないで、「断捨離・ダンシャリ!」です。
オリンピックは卓球の石川佳澄さんの試合を見ました。3位決定戦に進んだとか。メダルまであと一歩です!
なでしこは昨日の南アフリカ戦は7人を新メンバーに変えての負けない試合。0:0の引き分けで1点を加えて予選2位通過。これでフランス、アメリカとは別グループで、ブラジルやイギリスのグループに。監督さんの狙いどおり? 負けなしだから良いとして、いよいよ、これからが楽しみです。
写真は、西日を真正面に受けて咲く、Yさん宅のサーモンピンクの夾竹桃
工事が終わって、床を傷めないため椅子の脚に貼るシールを買いに100円ショップへ出かけた時に。
さて、昨日「脱原発依存の政府方針(再生復興戦略会議)にクレームをつける経団連なんて、経済界は遅れてる〜」と書いたところですが、昨日の日経夕刊の記事では、アメリカのGE社のCEOが「コスト高の原発が経済的に見合わなくなる」と発言した>という記事が。
短い記事なので全文移してみます:

 米電機・金融大手ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフ・イメルト最高経営責任者(CEO)は、30日付けの英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、原子力発電が他のエネルギーと比較して相対的にコスト高になっていると指摘し「(経済的に)正当化するのが非常に難しい」と語った。


 発言の背景には東日本大震災の影響で原発に関わるコストの上昇が見込まれる一方、技術の進歩で地中深くの岩盤から採取される「シェールガス」の増産が進んで、天然ガスの価格が10年来の安値水準を続けていることがある。 イメルト氏は「天然ガスが非常に安くなり、いずれかの時点で経済原則が効いてくる」と述べて、原発が経済的に見合わなくなる可能性を示唆した。(ニューヨーク=共同)

原発は国策でなく自由競争のもとではコスト高で企業は手を出さないはずということは、以前から反原発原子力科学者の方たちが指摘されていました。
アメリカはいよいよシェールガスの量産で安全性の確保に高くつく原発を見離す時期がもうすぐかも。
オバマ大統領の原発新規建設決断はどうなるの? オバマ大統領と言えば、野田総理民主党で初めて大統領との会談が実現したと喜んでいた4月末か5月初めの会談で、やはり、日本の原発再稼働を約束した、日米共同声明を読めばわかると言っている方がいました。
日本はアメリカの後追いをしているだけでいいのでしょうか? 自主自立。自分のことは自分で決める。自国の税金の使い道は自国が決める。自国の「安全」は自国で考える。自国の安全は自国で守る。自立した日本との新しい日米関係。そんな日本に早く(生きてるうちに)なってほしいと思っています。その為には既得権益者の一掃が必要ですが、それができるか。損得勘定で動く人たちが自立した日本の方が得だと思うような日本にしていかなくては・・・