カニ着、で、蟹パスタ

今日は加賀市の義弟が送ってくれたカニが届きました。
越前蟹が一杯と、子持ちガニが6杯。
子持ちガニというのは越前ガニのメス(セコガニ)のことです。
おまけに昨夕は、隣にも母の甥から届いたと母が3杯持ってきてくれています。
子持ちガニの解禁は11月で、来年1月までの3か月しか捕ることができません。
加賀市の橋立港で捕れたもので、初物としては昨日あたりが底値だという話でした。
ところで、この「子持ちガニ」、「香箱蟹(こうばこがに)」という名前があることを初めて知りました。
私は両親が加賀市出身だったもので、食生活は大阪ではなくて北陸です。
子どもの頃からタコ焼き、お好み焼きもそれほど馴染んでいませんし、私もタコ焼き器は持っていません。息子に言わせると、「ウチくらいやで、持ってないのは」らしいですが。
昔、山中温泉の奥に住んでいた叔父さんが竹カゴにびっしりこの子持ちガニを詰めたのをお土産に持って来られたことがありました。
捌いて酢醤油で食べるのが一番ですが、それでも沢山余って、冷凍庫も無い時代、、叔母さんたちと一緒にすき焼きにして食べたことがあったくらいです。
日曜の今夜は夫が山の会の謝恩会に出かける予定になっているので、昨日の3杯を昼にパスタにして食べようということになりました。
子どものころから慣れている加賀出身の夫が蟹を捌いて、私がフライパンにニンニクでオリーブオイルに香りをつけて玉ねぎのみじん切りを炒めて準備です。トマトとマイタケを入れて、捌いたカニの身とたまごとみそを入れ、牛乳と大匙一杯の白ワインにブイヨンとクリームシチューのルーも一かけ加えて煮込みます。とろけるチーズ3枚もいれました。
パスタをゆでるのは名人の息子の仕事です。

3人ががりで出来上がった蟹クリームパスタは美味しいランチになりました。
昨日はコーナンに寄ったついでに、鉢花を買うことに。
この時期は赤いシクラメンポインセチアを買うのが恒例です。
寒さが日ごとに増すこの頃、赤い花はホット(ほっと)します。