開戦記念日と官邸前デモとかりん酒

昨日は、ロシアのソチでのフィギュアスケートのグランプリファイナル女子を見ました。浅田真央さん1位、鈴木明子さん3位で今夜のフリーが楽しみです。ソチは次回2014年の冬季オリンピックの開催地です。キム・ヨナさんもソチを最終目的に復帰、日本勢シッカリ!
ところで、今日は12月8日、真珠湾攻撃の日です。
「生き生き箕面通信」さん、入院中で、市立病院の窓から箕面の山の写真を載せておられます。私も今から30年ほど前、その年最後の手術を受けて病院で年越しをしましたので、この景色はその時のままです。手術後、歩けるようになられた「生き生き」さんの今朝のブログは「本日は真珠湾攻撃の日――今日の対米従属はここが起点」という内容です。是非コチラで:http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/b1704b8d0f5e85f2d6f3feee2a57f399
71年間に及ぶ日米関係と今度の選挙の意義が述べられています。入院中にもブログを更新し続けておられる「生き生き」さん、術後のお身体お大事になさってください。
さて、今日の日経の最終頁の文化欄には大きな記事が出ています。リードと書き出しの部分を先ず書き写します。

1941年12月8日の日米開戦を巡る新事実が明らかになった。最後通告の手直しが遅れ、米国に「だまし討ち」と非難された問題で、修正を指示する日本から大使館への電報が半日以上を経て発信されていたことを示す傍受記録が米国で見つかった。これまで不明だった発信時刻が判明。「在ワシントン大使館の職務怠慢による遅れ」とする通説に一石を投じそうだ。
 米メリーランド州にある米国立公文書記録管理局で9月末、記録を発見したのは九州大学三輪宗弘教授。外務省が東京中央電信局からワシントンの大使館に向けた電報の発信時刻や、米海軍がそれを傍受した時刻などを記録した資料だ。

記事の中から:<遅くとも真珠湾攻撃の30分前と設定していた最後通告が攻撃の後になったのは、大使館の怠慢とされてきた。・・・・・・・が、井口武夫氏(元外務官僚で退官後に東海大学等で近現代史を教えた)はそれを否定。「真実を歪曲した開戦物語が独り歩きして国民に誤った印象を与えている」と指摘する>
記事終わりの方から:<今回の資料発見について、塩崎公明教授(長崎純心大学)は「真珠湾の奇襲を成功させるため意図的に電報を遅らせたことがこれで明らかになった。(略)」と語る。また、東京大学の渡辺昭夫名誉教授は「通告の前に攻撃が始まったという問題の本質は(新資料に寄っても)変わらないと思うが、隠されていた事実を明らかにし、政策決定における問題を追究するのは学問的に意味がある」と評している>
◎少しでも都合の悪いことはアメリカの所為にしようとする、”真珠湾攻撃アメリカ側が知っていたのに自国民に知らせないで…”という「作り話」は確かに流布しています。これではっきりしますね。歴史となった事実を受け入れなければ、日本人同士、同じスタート台にも立てません。
そして、昨夜の金曜日は、本当に寒い中、そして夕方の大きな地震の後でしたが、「特別な1日」のSPYBOYさん、ルポをありがとうございます。福島とそして抗議する人々のことを忘れないことが大事だと思います。選挙中でもあり、マスコミは一切伝えませんが、お陰様で私たちは知ることが出来ます。
写真も交えての現場をぜひコチラで:「3・11の幻影:12.07大飯原発を停止せよ! 首相官邸前抗議http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20121207/1354887554
コメント欄で書かれている「植民地になっているかもしれない」とか「アメリカに入れてもらった方がよい」という言葉に考え込んでしまいます。「植民地」と言えば既に植民地扱いされているんじゃないかと思います。アメリカ兵がどんなに規制を厳しくしてもダメなのは、きっと日本に行けば何やっても良いんだと思っているからでしょうし、事実長い間、そして今もある程度、その通りだったわけです。「アメリカに入って日本州になれば」、オスプレイだって押し付けられない可能性があります。事実、ハワイでは反対運動のためオスプレイを配備しないというニュースがありました。何と情けない…と思いますが、昨夜の報道ステーションの安倍さんや桝添さんの主張を聞いていると、そういう現実が見えていない、自覚していない、もっと従属、もっと植民地化・・・の論であって、本当に情けないと思います。それなら、本当にアメリカの州にしてもらってアメリカ人並の・・・という気分も理解できないでは・・・となってきます。でも、日本人が収める税金は日本人のために使いたいですね。
ところで、かりん酒です。母が先日、八百屋さんで余りに綺麗なカリンの実を見て一山4個を買ってきて、好奇心旺盛な母のこと「食べて見たら不味くて(苦くて?)食べられない、あんた何かする?」と、庭伝いにカリンの実をもらいました。
カリンという名前の響きが素敵ですが、実は、カリンって、花も実も良く知りません。しげしげと手に取って見たのは初めてです。カリン酒というのは聞いたことがありましたし、幸い、ヤマモモを頂いたときのホワイトリカーも氷砂糖も残っています。丁度良さそうなビンも空いています。
ネットで調べたら、よく熟したものを輪切りにして漬け込めばいいんだとありましたので、しばらくお皿に入れて放置。何日かすると芳香が漂い出しました。これはいい匂いです。そろそろかな〜と、もう一度、カリン酒の造り方をネットで調べたら、生では食べられないと書いてありますし、皮はねっとりアブラっぽいとも書いてありました。そこで、包丁をあててみましたがスンナリ包丁が入って簡単に輪切りが出来ました。種はどうしようかと迷いましたが、すぐ崩れて出てきそうなので、どうせ漉さないといけないだろうけれど取り除くことに。これでカリン酒の漬け込みができました。半年後が楽しみです。
◎昨日の地震、生放送の関西テレビのスタジオの天井が揺れていました。大阪でも?!とビックリ。私はすぐ天井から下がっている火災報知機の紐を見ましたが揺れていません。すぐに、福島原発の4号機は大丈夫?と心配になりました。今度本当に何かあれば日本はダメです。そうならないように、原発は止めて日本を残さないと・・・と思いますね。