13日の「さようなら原発」の講演から「日本人の責任」と「焼却処分はやめて」

◎今朝の新聞に、第61回菊池寛賞日本文学振興会主催)の受賞者が発表されました。
お馴染みの名前が並んでいますのでメモ代わりに。まず、ペシャワール会中村哲医師がうれしいです。授賞理由は、「アフガニスタン難民の対策事業、井戸掘りによる水源確保など30年にわたる活動」。絵本「ぐりとぐら」シリーズ中川李枝子、山脇百合子のお二人。「ダイオウイカ」の世界初撮影でNHKスペシャルシリーズの「深海の巨大生物」、デビュー35周年のサザンオールスターズも。
◎そして、訃報も。94歳のやなせたかしさん死去。90歳を超えてもお元気でユニークなファッションも楽しみでした。お腹をすかせた人にはわが身を削って分け与えるアンパンマンの登場!に、これは普通のマンガじゃない、普通のアニメじゃないと注目しました。戦争体験を通して得た正義感であり正義漢だったと思います。ありがとう。
●十年に一度の大型台風26号が伊豆諸島付近や千葉県沿岸を通過、大きな被害が出ているようです。台風の数も規模も未体験で、最近の荒々しい気象が怖いです。そして、福島原発事故現場、タンクの水が溢れるので水を海に放出したというニュース。朝のモーニングバードでした。早速、東電の「お知らせ」を「みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました。」さんが取り上げておられます。
「基準値以下と言いながら、台風が来るたびに汚染水を海へ放出している。基準値以下で放出してもいいというのならば、常に排出しちゃっててもいいはずなのに、台風が来るたびに、このように報道関係へのお知らせメールで排出するなんて・・・」、「40トンというのも信用できない」。まったく”その通り!”です。(引用元:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3334.html
◎「Happy」さんのブログでは、13日の日曜日の「No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動 -福島を忘れるな・再稼働を許すな- 」の統一行動日に行われた「さようなら原発1000万人アクション」での講演を書き起こしておられます。
●先ず肥田舜太郎医師。広島の原爆の生き証人であり、その後も医師として原爆症と係り、今また福島原発事故の加害者たちの無責任な言い分に警告を発し続けておられます。肥田氏はまた、私たちの責任についても言及されています。この日の講演、「生きている間に今の原発の火を全部止めて死ぬ。 これが今生きている日本人のみなさんの責任である」10/13肥田舜太郎医師」をコチラで:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3333.html

◎今朝の書き起こしは、「高汚染地帯の無駄な除染と帰還をやめ、 汚染物は原発周辺において汚染者負担のもと処理を行うよう強く求めます」10/13和田央子さん
この内容は本当に驚きます。どうして知らされないのかが本当に不思議です。
比較的放射線量の低い地域にわざわざ国際的にも厳禁とされている焼却炉を、住民の皆さんには秘密裏に30軒だけの同意を得て、それも法律的に許される小型にしてたくさん作ってしまう。放射性物質はフィルターで99・9%除去されるから大丈夫と言っておきながら、専門家の前では、やったことのないことだから今後の課題という二枚舌(下の記事)。子を思う親の必死の反対にも耳を貸さず、8月に本稼働。そのわずか9日後、爆発事故を起こし停止。それでも懲りず、施設の全面的な増改築と、作業員を大幅に増員することで再稼働を目指しているといいます。
本当にこんなことが許されていいのでしょうか?
そして、こんな事実がなぜ報道されないんでしょうか?
●●是非、和田央子さんの訴えを読んでみてください。コチラです:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3335.html
narumasa_2929さんが早速入れてくださったコメント、「マガジン9条」の鮎川村についての記事は、「さようなら原発」の集会で話された和田央子さんの焼却炉の問題を詳しく紹介した記事ですので、重ねてこちらも是非お読みください。8月の稼働前、炉の建設に至る村長さんとのやり取りが分ります。「(7月24日)第61回 鮫川村の焼却炉の話は『ひどいね』と言ってディナーを食べ続けるのはやめようぜ! の件。」はコチラで:http://www.magazine9.jp/oshidori/130724/
◎99.9%除去するというバグフィルターについては、同じく「Happy」さんからこちらにコピーしておきます。「Happy」さんの書き起こしにはいつも感謝です!

「バグフィルターに騙されちゃいけない」青木泰さん講演会前編 (内容書き出し)
「バグフィルターという魔法の杖が、焼却炉についていますので、そこで、放射性物質は99.99%取れます」そんなふうに言われています。
これを言いだした人は、国立環境研究所の資源循環・廃棄物研究センター長をやっている、大迫政浩さんという方で、
あちこちで、99.99%取れるっていう事を言っている。
アエラで記者に尋ねられた大迫さんは
「煙突から放射性物質は出ません」というふうに答えている。
「出ません」と言いながら、「月刊廃棄物」という、専門誌のインタビューでは、
「今まで市町村の焼却炉で放射性物質とか放射能の汚染物質という物を燃やした事はありません」
「国立環境衛生所といえども、それについての知見とかノウハウはありません」
「したがって、本当に取れるのかどうかというのは、今後の課題です」
などと、同時期に答えている。
専門誌では専門家から抗議の声が嵐のように襲いかかってくるから本当の事を言う対応を取っている。

町の中を歩いているとカボチャが目につきます。写真の花は、夏の残り花の紫陽花(アジサイ)と時節の花の山茶花サザンカ)。