「原発反対に成功した町」と「韓国の船長と日本」と「自然エネルギー推進会議」


ここ数日、風邪気味で喉が痛く微熱もあり、昨日はヨーガを休みました。ところが、夜の10時過ぎからサッカー女子アジア杯の「なでしこジャパン」の試合の放送があり、付き合いで見てしまいました。
背の高いオーストラリア相手に、前半は、いいとこなしで2点差。大儀見が投入されてから少しずつ展開が変わってきたので何とかなりそう。後半は、川澄のボールが上手い具合にゴールに入って(相手のオウンゴールを誘って)と川澄・大儀見との連携で2点目も。惜しいシーンがたくさんありましたが、まずは負けなくて良かったという試合でした。
◎さて、北海道の「おとじろうとるいるのひび」さんの「シロウオ」という映画の上映会と監督さんのお話会があるというお知らせのブログからです。監督さんの紹介記事の中に、原発建設の計画に反対して撤回させた町が日本に34!もあったと知りました。コピーしてみます。(引用元:http://blog.rairu.com/?eid=1625

原発計画を断念させたのは、徳島県阿南市和歌山県日高市の住民です。


● 映画 『シロウオ』 上映会+かさこ監督お話会 
日時: 5月16日(金) (1)10:00〜 (2)14:00〜 (3)19:00〜
場所: サン・アザレア (6条通4丁目)
料金: 前売り券 1,000円 当日券 1,200円 大学生・障がい者 500円 高校生以下無料



 原発マネーを拒否し、原発計画を追いやった徳島県生田原発と、和歌山県日高原発の反対運動を行った住民へのインタビュードキュメント映画「シロウオ」の上映会を開催致します!
 2回目・3回目の上映後には、30分ほどの監督のかさこ氏のお話会も行います。
 なぜ原発に反対できたのか。当時、計画推進のためにどんなことが横行していたのか。福島の事故をどうみるか。今、原発のない町で幸せかどうか――。
 原発問題を考える上での示唆がここに凝縮されています。


かさこ監督のメッセージ
 故郷を、自然を、仕事を、そして家族を守りたい――原発反対運動を成功させた人々の証言ドキュメンタリー。
 東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故により、広く国民に原発の危険性が知れわたることとなったが、今から30年以上も前に、「いつか必ず原発事故が起きる。危険な原発は建てさせない」と住民が反対運動を行い、原発計画を断念させた場所が全国に34ヵ所あった。
 中でも紀伊水道をはさんで、双方の住民たちが協力し合い、原発計画を断念させたのが、徳島県阿南市椿町の「蒲生田原発」と、和歌山県日高町の「日高原発」だ。

 南海トラフ三連動超巨大地震が心配される今、全国各地の原発再稼働が争点となっているが、なぜ彼らはチェルノブイリ原発事故や福島原発事故が起きる前に、危険性に気づき、計画を追い出すことができたのか。

 当時、反対運動に関わった住民などにインタビューし、彼らの証言を中心に約105分の映像にまとめた。

◎韓国の客船が規定の3倍もの過積載で沈没した事故では、大勢の高校生が船内アナウンスを信じて船内にとどまっていたということです。何とも痛ましく気の毒なことですが、その後、報道でいろんな事実を知れば知るほど、韓国社会の深刻さに言葉がありません。
ところで、船や乗客を見捨てて自分だけ逃げた船長を非難できるのか・・・と武田邦彦氏は、3年前の福島を思い出して・・・(引用元:http://takedanet.com/2014/05/post_0ab8.html)


韓国の船長と日本人の魂


<前略>


テレビを見ているとアナウンサーも有識者もこぞって韓国の船長や船員の行動を批判しているし、中には日本の戦争の時の艦長は船とともに命を捨てたと言っていた。


しかし、本当だろうか? もしかすると日本もかつては魂のある国民だったかも知れないが、今もそうだろうか?


福島原発が2011年3月12日に爆発してほどなく、福島県に行っていた大手テレビ、全国紙の新聞の記者は一斉に福島から引き揚げた。


事故が起こってから半年ほどたった時に、私は四大誌の一つの新聞の記者のインタビューを受けた。場所は東京駅に近いホテルのレストランで、彼は椅子に座るとほどなくして「先生、私は人生で一番つらい思いをしました」と言い始めた。よほど胸につかえていたのだろう。


「事故直後、私は福島にいたのですが、退避命令を受けて福島からでました。それから3か月たって、また福島の取材を命じられ、防護服を着て線量計を持ち、福島に入りました。・・・・


そうしたら、そこに普通の服装で普通に生活し、線量率も測っていない人たちがいるのです。聞いたら「テレビが安全と言っているから」と言いました。恥ずかしくなって、人生でこんなにつらい気持ちになったのは初めてです。


その人たちは私たちが「安全だ」という言葉を信じて、そこにいたのですが、「安全だ」といった私たちは「危険だ」ということで退避したのです。こんなマスコミで良いはずはありません。・・・・」



やがて取材が始まったが、彼の苦痛にゆがんだ顔は忘れられない。自分たちが危険だと判断して逃げたのに、同時に福島の人たちに「安全だ」という放送をし、記事を書いてきた日本のマスコミ、そして現在でも当時、マスコミのどこがどの程度、福島から退避したかの報道もない。報道は自らの行動の報道をしない。


ただ、原発の映像が「30キロ地点の固定カメラ」に変わった時が、マスコミが福島から退避した時だということは確からしい。


沈む船の乗客に「安全だから、そこにいてください」と言って船から先に脱出した船員と、福島の人に「安全だから、そこにいてください」と言って福島から総員退避し、定点カメラを残した日本人・・・なにか違いがあるのだろうか?


そのNHKに受信料を払い、新聞を買うのはどういう意味だろうか? 起訴もされていない・・・


平成26年5月15日)

◎生活の党の小沢代表の定例会見、昨日の集団的自衛権の前に、細川・小泉両元総理の社団法人についても質問を受けて答えています。政治に関係しないと言ってるけど、現実を変えるのは政治。そうは言ってられなくなるんじゃないのと言うお話です。
(引用元:http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2280.html


日刊ゲンダイ ; 先週(5月)7日に,細川(護煕)さんと小泉(純一郎)さんが「自然エネルギー推進会議」という社団法人を立ち上げたことについて,どう御覧になっていらっしゃるかと,この動きが政治に,今後の野党再編も含めて何らかの影響をしてくるかと思われるかどうか。


小沢一郎 代表 
小泉さんと細川さん2人と,直接意見交換をしたわけではありませんので,どういう決意の下で,どういうふうな形を目指して行くのかは分かりません。ただ,都知事選挙だけのことではなくて,今後も日本と国民のために脱原発をやっていこうということは,たいへん結構なことだと思います。
 まあスタートですから,政治には関係しないと言っているのは,当たり前っちゃあ当たり前なんですけども。
 政治でなければ,変えられないんですから。ただ単に,外野でワイワイ言って立って意味無いんで。
 それが,選挙,国民の=主権者の選挙,投票を通じて,政治を,脱原発の方向へ持っていくということが,当然,最終的には,必要だし。多分まあ,最終的にはそういうことを目指しているのではないでしょうか。それ以上はよく分かりません。
 それが,野党再編ちゅうか,連携ですね,(野党連携)にどういう影響を及ぼすかということですけれども,それによって,国民の意識の高まり次第では,やっぱり,原子力というのは非常に生命に危険を及ぼす可能性が強いという認識が高まってきておりますので,そういうのが,やり方次第では,ひとつの流れの中でのテーマになっていくのかなという気持ちは,感じは,します。


●「細川氏、活動休止へ=体調不良で静養―脱原発会議」、今朝見つけた記事、見失って諦めていたところ、「☆句の無限遠点☆」さんがアップされていましたので、紹介します。記事の中の東大安富教授の発言:「この世は風評でできている。「風評被害」というのは、「良い風評が被害を受ける」ということだ。腹をたてるべきは「良い風評」に放射能をバラまいて被害の原因を作った奴に対してである。(略)」
◎ 是非ブログを訪ねて全文をコチラで:<美味しんぼ」事件と風評被害の本質、そして細川護熙さんがんばれ!>(http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20140515/1400119623