ハロウィーンの日の官邸前再稼働反対デモ


昨日、10月31日は、ハロウィ−ンとか。ハロウィーンといえば、私は、アメリカで間違って銃で撃たれた日本人高校生のことを思い出しますが、そんなことはもう忘れて、お店の飾りつけはオレンジ一色、加えて最近は、大人たちの仮装のお祭りになっているんだとか。
渋谷が身動き取れないほどの人で埋まっているのをニュースで見て、夫が「なんや?」「ハロウィーンなんだって」「へ〜こうなったら、もうおしまいだな〜。何で地蔵盆をせんのや」と。
なるほど、「トリックorトリート(お菓子くれなきゃいたずらするよ)」と言いながら子供たちが家々を訪ねて回るのも、確かに地蔵盆で子供たちにお菓子を渡す行事と同じだな〜と思います。日本の伝来のものはすたれて、海外からの特にアメリカからのものは流行する。仕方がないことですね。

クリスマスは何とか飾りつけだけは楽しみますが、ハロウィーンはまだまだ馴染めません。年を取ったせいなのでしょうか。孫世代がいないせいかもしれません。そういえば、幼児からの英語教育がハロウィーンを流行らせたと言えるかもしれませんね。目くじら立てるほどのことではありませんが、驚きと少し悲しい思いでニュースを聞いたのは事実です。それにしても、渋谷のあの人出はなんなんでしょうね〜。
◎さて、ハロウィーンの金曜日でしたので、官邸前の再稼働反対のデモの日でした。今回も、デモの様子をSPYBOYさんのブログを通して:「アホなニュース/勇気をもらえるニュース、消費前年割れ、★1031 再稼働反対!首相官邸前抗議!
参加人数、いつもより少なめの1500人(主催者発表1700人)とか。渋谷のあの人出、一部でいいからこちらに流れてほしかったですね。ところで、いつもユニークなタイトルですが、「アホなニュース」と「勇気をもらえるニュース」、一体何のこと?
「アホなニュース」については、これを”アホ”という勇気に感心です。常々私も同じように感じていますが、大きな声では言えないムードがありますね、この問題は。
●消費水準指数の推移比較(89年、97年、2014年)

そして、「消費前年割れ」。
SPYBOYさん専門?の経済について。
グラフをコピーさせていただきましたが、
今年度、まあ、ひどい下り坂のグラフです。
この日は、10%消費税の露払いか後押しか、日銀の黒田総裁が金融緩和を打ち出してニュース速報が流れました。それについては:

今日の日銀の追加緩和は見事なタイミングだと思ったし、ついでに今日GPIFが株式の運用割合を増やすことを発表したのは驚いた。安倍晋三も死にもの狂いだ。だけど、金融緩和が実体経済には効果がないことはこの数年間で証明済みだし、株への影響も所詮 一過性のものに過ぎない。それにGPIFの株式運用を倍増するのも国民の年金を元手に博打を打つのと同じだ。栓の抜けた風呂に水を注ぎこむような、こんな手段しか手がない、というところがアベノミクスの限界だろう。

そしてデモの様子を写真を交えて。
(1枚、お借りします→)                           

大阪の橋下は二言目には『自分の意見に反対だったら、選挙で勝てばいい』と言う。安倍晋三も似たような発言をしたことがあると思う。選挙に勝てば何をやってもいい、と思い込んでるようなバカ政治家が与野党ともに増殖しているのが現状だ。少数意見に耳を傾けようとか、反対意見の良いところを取り入れようという元来の民主主義的な政治家は甚だ少なくなっているように見える。昔は自民にも野党にもそういう政治家はいたんだけどな。だったら政治に国民の意思を反映する為には住民投票国民投票の仕組みを積極的に拡充していくことは案外大きな命題なのかもしれない。」
今の政治状況と民主主義の問題。
本当にどうしたらいいんでしょうね。
今回も大事な問題を取り上げて、考えさせられます。
◎是非、ブログを訪ねて全文をコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20141031/1414762533