お花見(見納めの桜かな…)


明日からお天気は下り坂、というので、昨日、午後3時ごろ、カメラを持ってお花見に出かけました。

直ぐ近くのトンネルは、春休みもあって人出と車の往来が、多いようです。

今年は西側の歩道が倍ぐらいの広さになり、車道は起伏が大きくしてあり、車は強制徐行のスピードです。
ところが、肝心の桜の木が、歯抜け状態。昨年、倒れそうな古木は切り倒して、12月に若木が植えられました。トンネルになっているのは数か所。若木が茂ってトンネル状になるのに何年かかるでしょうか。

その内、今ある老木の方の寿命が尽きて、また植え替え。それが大きくなって初めて新たなトンネル、ということになれば、十年から二十年、こういう状態が続きそうです。

そういえば、バブルの頃、こんなことがありました。ソメイヨシノの桜の寿命が80年ほどという事が市会議員さんたちは判ってなくて、桜並木の十本ほどの桜に、一本100万円ほどかけて、セメントか樹脂のようなもので張りぼてかケロイドみたいな醜い治療を施しました。
同窓の市会議員くんに「お金の無駄使い。バッサリ切り倒して総入れ替えすればいいのに。自然を大切に、なんて自己満足よ。並木の美しさはそもそも人工の美しさ、揃ってこその美しさでしょ」と言ったら、なんと「桜は大事にすれば400年もつ」。"ソメイヨシノじゃないでしょ、薄墨桜は!"。 業者にそんなこと言われて信じたのでしょうか。税金を使う人たちの何といい加減な・・・桜が教えてくれました。

空も曇ってきて、白い空に白い桜の花では、映えません。
トンネルを南に下って、団地の中を通る桜並木がまだ勢いがあります。
でも、道幅が広い分、トンネルにはなりません。
銀杏木のコーナーを西に曲がって、
水路と団地の間の小道を
芦原公園に向かって北上します。
団地の西にある柳の木が芽を吹きだしています。
桜のピンクと柳のグリーンその下には真っ白なユキヤナギが重なり合っています。
芦原公園の坂道を上がって池の周りに。鉄柵には犬が繋がれています。
水面に向かって垂れ下がる桜の枝。ここからメープルホールの建物も見えます。


↑池に沿って少し歩くと、桜の木の下の斜面に沿って真っ白なユキヤナギが続きます。

春休みの天気の良い午後ということで、公園には大勢の子供たちや、桜の木の下で敷物を広げてお花見をしている人たちも。池に沿って回ると、釣糸を垂れている何人もの釣り人も。今日が今年の桜の見納めかな…と思いつつ