「原発事故の被害はすべてをバラバラにすること」


昨日も森友関係いろいろありました。防衛大臣が国会で虚偽答弁。謝って済む問題ではもちろんありませんし、あれだけ執拗に拒否、しらを切って、証拠が出たら記憶になかったでは…人格的に??? こういう人に自衛隊員の生死がかかわる決定を預けるわけにはいかないと誰しも考えるでしょう。
また松井府知事は、国から”親切な”働きかけ(圧力)があったと、それには応じないわけにはという言い訳でしたが・・・ご自分の責任はなかったと?
安倍首相も、第二のアベ友事件で、質問者に「責任とれるのか!」と激高、逆切れ、ムキ、ムキになりました。安倍晋三夫人の昭恵氏は『私人』と閣議決定したそうです。閣議決定のお墨付きがなければ公人となり「うそ」だから? でも、公務員5人のお付きはどうなる? なにがあっても菅官房長官の「問題なし」は連発されます。(菅氏の写真は「晴天とら日記」さんより)

◎日曜日、団地の横の花壇で見つけたオオイヌノフグリ、青空色の小さな花が可愛い(13日のブログのトップの写真)。スミレがたくさん咲いていたり、オキザリスの花が開きかけたり(→)。ヒヤシンスも咲いていました。3月も中旬、春の花が咲き始めています。ところで、先週の報道ステーション、写真に撮ったもののブログにまとめきれず、かといってボツにするには…と写真を並べてメモ代わりに。
村民の分断”が問題になっていますが、先日のNHKスペシャルでも、親友だった酪農仲間の二人が原発事故後考えが全く合わなくなることに焦点を。一方は飯館村村長、一方は長谷川さん。報道ステーションがインタビューしたのもこの長谷川さんですね。その長谷川さんが言います「原発事故の被害というのは、すべてのものをバラバラにすること、家族も村人も」。NHKの番組キャスターも「解除ありきの国の政策が分断と亀裂を深めている」と結びます。ここで蓮舫さんの言葉が浮かびます、「一方的に『この道しかない』と独りよがりの未来を押しつけられることに多くの人々は不安を覚えている」。不安を通り越して”怒り”を覚えます。
◎「報道ステーション」の番組サイトの案内から:

2017年3月9日 (木)
避難指示解除まで1カ月、厳しい選択を迫られる住民
原発事故から6年。今月末と来月1日には、福島県飯舘村など4つの町と村で、約3万人に出されていた避難指示が解除される
故郷に帰るのか、帰らないのか。最新の意向調査では、飯舘村に「戻りたい」世帯が3割、「戻らない」世帯も3割。村民の分断される姿が浮かび上がってくる。このような分断を招いたのは、国が定めた“避難指示解除の基準”にあるという

◎「村民あっての村でしょう」というのは長谷川さんの言葉ですが、飯館村の村長さんは逆。4年間の補助金を有効に使って”村ありき”でやっていこうとされているようです。入れ物作って人戻らず。津波被害の復興でも同じような問題が。他のニュース番組でも、宮城県雄勝町(おがつちょう)は立派な防潮堤が出来て高台移転が進められたが、人口は4000人から1000人に。防潮堤と高台移転がニーズに合っていなかったと町の人が語っていました。

↑原子炉の爆発がこんなにひどいものだったとは・・・この映像は後になって出されました。



↑線量がグリーンになったので戻れるということに。


↑↓放射線量の20ミリシーベルトについて、ダブルスタンダードという批判があります。
ICRP(国際放射線防護委員会)も二重基準には当惑。


事故後の落ち着いた状況では、下方を取るべき」と勧告。
年間20ミリシーベルトの被ばくは長期間続くと安全ではない」とも。

↓「長期1ミリ」? 成長の早い子どもや大人でも将来の健康はどうなる? 
「解除」は「戻りたい人の気持ちにこたえる」ため? 20ミリシーベルトで? 

政府が、これで福島は片付いたと考えるのなら、到底、許せない!!