(「6月の薔薇と紫陽花」に次いで2つ目です)
◎写真の記事は6月14日(水)の朝刊(日経)の記事です。
大洗の放射能漏れ事故は
結局、作業効率を優先して
安全策をおろそかにした結果だということです。
どうしてこういうことが、福島の原発事故後も…
本当にわかりません。
ところで、被ばくした作業員5人は無事退院できたそうです。
不幸中の幸いとなればいいのですが・・・。
★「黒マグロ周遊記」さんは東京新聞の次の記事を取り上げています。
「大洗事故作業員 肺からアメリシウム検出 プルトニウムが変化」(http://d.hatena.ne.jp/shiro460312/)
◎一方で、千葉県柏市の県立高校の敷地内から基準値を超える放射能線量が検出されました。土を入れ替え除染するとのこと、NHKニュースです。
内田樹さんがリツイート deepthroat @gloomynews 6月13日
NHK◆千葉 柏市の県立5校で基準上回る放射線量 」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170612/k10011015111000.html) … 「地表1メートルの高さの放射線量が1時間当たり0.24から0.72マイクロシーベルトと、国の基準の0.23マイクロシーベルトを上回っていたということです」千葉 柏市の県立5校で基準上回る放射線量
6月12日 18時26分
ことし1月、千葉県柏市で体育館の植え込みから国の基準を上回る放射線量が測定されたことを受けて行われた調査で、新たに柏市内の5つの学校の敷地内で国の基準を上回る放射線量が検出され、県の教育委員会は周囲を立ち入り禁止にしたうえで除染を進めることにしています。
ことし1月、柏市中央体育館の植え込みで国の基準を上回る放射線量が測定されたことを受けて千葉県教育委員会は、柏市内の県立学校など9つの施設の敷地で、ことし4月下旬から先月中旬にかけて調査を行いました。
その結果、5つの学校の合わせて6つの地点で、地表1メートルの高さの放射線量が1時間当たり0.24から0.72マイクロシーベルトと、国の基準の0.23マイクロシーベルトを上回っていたということです。
教育委員会によりますと、基準を上回る放射線量が確認されたのは、柏高校、東葛飾高校・中学校、柏中央高校、柏南高校、それに、沼南高柳高校の敷地内ですが、いずれもプールや駐輪場の裏など、ふだんは人が立ち入らない場所だということです。
県教育委員会は、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響と見て、周辺を立ち入り禁止にしたうえで土を入れ替えるなどして除染を行うとともに、今後、来月中をめどに柏市以外の学校についても放射線量の調査結果をまとめたいとしています。
◎共謀罪が参院で今日にも可決かという日のNHKの「探検バクモン」は”防犯カメラ”でした。人の目では真っ暗闇なのに、カメラを通すと色までわかるという高性能防犯カメラ。街角やビルに設置されている防犯カメラで人物の特定もできる。一方でプライバシーの問題も、というとらえ方でした。そのため特定できないようにするカメラも開発されているそうです。(NHKのサイトはコチラ:http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=10541)
◎監視社会になり、行き過ぎると言論の自由も脅かされる。そんな規制にめげずに社会を変えた人がいると、やや唐突でしたが宮武外骨が出てきます。
丁度数日前に『滑稽新聞』の伏字のパロディを内田樹氏のツィッターで見ていましたので、ああ、あの人のこと!でした。NHKはニュース番組では安倍官邸の厳しいチェックが入っているようですが、こんなところで共謀罪についての警鐘を鳴らしつつ、もし共謀罪が成立しても怯(ヒル)むなと言ってるような気がしました。まず宮武外骨をWikipediaで:
宮武 外骨(みやたけ がいこつ、慶応3年1月18日(1867年2月22日) - 昭和30年(1955年)7月28日)は、日本のジャーナリスト(新聞記者、編集者)、著作家、新聞史研究家、江戸明治期の世相風俗研究家。
明治・大正期にはジャーナリストとして、政治家や官僚、行政機関、マスメディアを含めた権力の腐敗を言論により追及した。日本における言論の自由の確立を志向し、それを言論によって訴えた。また、活字によるアスキーアートを先駆的に取り入れた文章など、様々な趣向を凝らしたパロディや言葉遊びを執筆したことでも有名。関東大震災以降は風俗史研究に活動の重点を移し、東京帝国大学(東京大学)に明治新聞雑誌文庫を創設した。
内田樹さんがリツイート 日本史bot近現代史篇 @nihonrekishibot 2015年1月16日
内務省の検閲を皮肉った明治時代の新聞。伏字を飛ばすと、普通に読めるようになっている。