「教師の部活動は長時間労働、富山地裁、賠償命令」「袴田さん再審、検察拘る」「映画『福田村事件』の森達也監督インタビュー」と「山下達郎さん」

◎今年のわが家の畑の作物で大豊作は大中小のトマト。

ナスはまあまあ、キュウリは失敗。

◎昨日だったか、朝日新聞の社会面に面白い記事が。あの「いいねマーク」が日本発祥。1990年代後半、日本の携帯電話各社が絵文字を採用し、爆発的に広まり、それ以降、海外でも注目され、「emoji」として世界に普及したんだそうです。その「サムズアップのいいね」が、カナダの裁判所で、約878万円の「契約への同意」とされたそうです。気軽に使っては大変なことになるということです。

🔲教員の部活指導問題について富山地裁が賠償を命じる判決:

教員の部活問題、労働問題に関して大きな意味をもつ判決。 悲しみの中、証拠を集めて裁判で戦ったご遺族に感謝します。 部活の顧問を断りたい人は、校長にこの判決を見せるだけでも高確率で部活の顧問を断れると思います。 『もし私が倒れたら校長先生のせいですよ?』 と。
 
7年前、富山県滑川市の40代の中学教諭が、部活動などの長時間労働で過労死したことをめぐり、遺族が富山県滑川市に損害賠償などを求めめた裁判で、富山
地裁は富山県滑川市にあわせて約8314万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

🔲検察の威信の為に個人がまだ、また、犠牲に:

検察は自らの威信のために方針を決定したのだろうが、そういう姿勢こそが検察に対する不信感を高め、信頼を損なう威信を回復したいなら、素直に過ちを認めるべきです。→袴田巌さんの再審、検察が有罪立証する方針を決定:朝日新聞デジタル
 
返信先: さん
間違いを犯しても絶対に認めない検察と、間違いに気づいたら素直に認めて方向転換する検察では、後者の方が圧倒的に信頼されます。前者は不信感を持たれ、危険視さえされるでしょう。当たり前のことだと思うけど、なぜか日本の検察はこの点を理解していないようです。
 
 57年前の1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した元従業員・袴田巌さん(87)=釈放=の裁判をやり直す再審公判で、検察側が10日、有罪を立証する方針を決めた。同日中に静岡地裁に伝える。関係者の話で分かった。

🔲9月1日公開の映画『福田村事件』の森監督のインタビュー記事ですが、その前に映画について:

関東大震災の混乱の中、方言が理由で朝鮮人と疑われ虐殺事件になった実話の映画化で昨年8月にクランクイン:

森達也、初の劇映画『福田村事件』制作開始 主演は井浦新&田中麗奈|シネマトゥデイ (cinematoday.jp)

福田村事件』(仮題)概要

1923年春、澤田智一(井浦新)は教師をしていた日本統治下の京城(現ソウル)を離れ、妻の静子(田中麗奈)と共に故郷の福田村に帰ってくる。智一は、日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であった。しかし、妻の静子にも、その事実を隠していた。その同じころ、行商団一行が関東地方を目指して香川を出発する。9月1日に関東地方を襲った大地震多くの人々はなす術もなく、流言飛語が飛び交う中で、大混乱に陥る。そして運命の9月6日、行商団の15名は次なる行商の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。支配人と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いが、興奮した村民の集団心理に火をつけ、阿鼻叫喚のなかで、後に歴史に葬られる大虐殺を引き起こしてしまう。

🔲初の劇映画を監督した森達也さんのインタビュー記事:

森さんx石川記者らしい面白いインタビュー記事。「集団で規律正しく暴走」する、人間という生き物の恐ろしさ。僕も日々実感しています。→群れずに「一人称」で語れ 森達也さんが描く100年前の惨劇と教訓朝日新聞デジタル
 
 オウム真理教、右翼、放送禁止歌、死刑、天皇……。虎の尾を踏むとわかりきっているのになんでまた、というテーマをわざわざ作品化してきた映画監督・作家の森達也
さん(67)。その異才が、9月1日に公開される初の劇映画作品で選んだ題材は、歴史の闇に埋もれていた100年前の虐殺事件。「一貫してこだわり続けてきた」と語
る、その主題とは何か

 

70歳の山下達郎氏、対処の仕方を間違うと大変なことになるケースですね。まだまだ尾を引をいているようです。ジャニーズの性加害問題を軽く見て、ジャニー喜多川氏との『御恩、ご縁』の方を選択したわけですが、沢山の被害者がどんな思いで生きて来たか、どんな思いで告発に踏み切ったか、今もどれだけ苦しんでいるか・・・想像力が働かなかった=『老化』かも知れませんね。気を付けよう、私も:

山崎 雅弘さんがリツイートしました

山下達郎、すごいな。ジャニーズ事務所への忠誠心を公然と表明したのは職業音楽家の宿命だから可哀相だとさえ思えるが、最後に「忖度や長いものに巻かれたと思うならそれで結構、そう言う人に私の音楽は不要だ」と言ってくれた。この傲慢さは、すごい。
 
🔲ラジオのこの発言で「ファンやめた」「踏ん切り着いた」が続出とか:
【芸能】山下達郎ラジオでの不遜発言に「ファンやめた」の大合唱 性被害者への想像力と社会性の欠如を露呈 nikkan-gendai.com/articles/view/ #日刊ゲンダイDIGITAL #山下達郎 #松尾潔 #ジャニーズ #エンタメ
 
 当人はラジオで「一切やってません」と語ったSNSは、「ファンやめた」「CD捨てた」「目が覚めた」「もう聞かない」...