昨夜は夕食の時、珍しく愚痴ってしまった。
これで、日本もハワイについで極東(西?)の51番目の州からいよいよ抜け出せなくなる。
アメリカの言いなりでいいやと思って政治に関心を寄せずに暮らしてる方が幸せかも・・・皆自分の生活で一杯一杯だし、沖縄なんて知ったこっちゃないで暮らしていけるんだもんね〜なんてスネて言ってみたりしたら、夫が「そうでもない、見ようによっては、与党の国会議員の半数が小沢の言う日米対等という考えに賛成しているなんていうのは未だかつて無い事だ」!!と。
<へぇ〜〜〜!!?? 小沢嫌いじゃなかったの?> まさかこんなことを夫の口から聞けるとは? いつ変わったの?
思い当たるのは、菅さんと小沢さんの揃っての代表選挙出馬の演説か、NHKの菅さんの2日後かにあった単独インタビュー!
そういえば、あのとき、沖縄の問題に小沢さんが答えたときに、「見直しなんてハッキリ政治家が言うのを初めて聞いた」とか言ってたような?
妙にぎこちなく?二人並んで小沢さんの受け答えをそれでも結構真剣に黙って聞いていました。私が意見を言うと嫌がると思って遠慮して黙っていたのですが、そういえば、少し感心していたかも。私も小沢さんの口からいろんな政策を初めて聞いて分りやすかったし、「政治とカネ」の問題もキチンと答えておられたので了解と取れました。あの時、小沢嫌いが治ったのかな〜、私もブログを始めて政治に関心をもつようになったら、いつの頃からか、治っていたし・・・と妙な所で夫を見直しました。
人は変わりますね。ガッカリしないで夢は持ち続けてみようと思いました。
見ようによっては、巨大で危険なパワーに抗って、政治生命だけでなく文字通り命がけで、「日本の自立」とか「日米対等」と明言して総理の座を目指す政治家が今の日本にいるというのは幸せな事なのでしょう。
<参考:「小沢氏敗退の意味するもの」(http://ameblo.jp/aratakyo/、あるいは、[cangaelのアンテナ]から「永田町異聞」に入って是非読んでみて下さい)>
「日本の首相で日本の立場を主張した政治家は今まで一人も居なかった」とは、NHKの番組の中のアメリカの政治学者の言葉でした。いずれそういう日が来ることを夢見るのではなく、そういう日を目指して、
私はやっぱり考え続けて、発信しつづけてみようと思います。
と、こう考えてみると、私が政権交代に期待したこと、自民党ではダメだと思ったことは、どうも日本が日本であることだったと今さらながら分ってきました。たくさんの方がそれぞれの思いを寄せて初めて選挙による政権交代が実現したので、他にも評価の基準は沢山あるでしょうから、菅新「有限実行」内閣に期待されている方も大勢おられるはず。私も、しばらくは見守ってみようと思い直してもいます。