秋のセージ3種(「小沢氏起訴へ」)


我が家の庭に咲くセージ類。アメジストセージ、名忘れのセージ、メドウセージ。
ブルーから紫色、藍色と色の変化が素敵です。
今朝、Uさんと電話で。昨日、「悪人」を見たとか。「何とも言えない」と興奮気味。あの世界はハマルんですよね〜。
「感想どう?」と聞くと、「女の方が強かなのかな〜」と中抜きの飛んでってる感想なので、私は引き戻すために色々と質問。
Uさんは、祐一の最後の行為を彼女の為だったとはいえ結果は死んでいたかもしれない。彼女が助かったのは偶然で止めに入ったのが間に合ったから。後のシーンは、終わってみれば切り替えの早い女性の「悪人だったのよね〜」で、可哀想なのは祐一。でも、ああいう人たち、これからも増えると思うよ〜と一気に。
祐一のお婆さん役も上手かったわね〜。でも、弱い人を狙ってお金を巻き上げる貧困ビジネス。いや〜ね〜。被害者の父親を笑い者にする若者、あれは本当に悪い。祐一にあんなことを言う被害者、あれもヒドイよね〜。あんな事を言われたら・・・と映画の話は尽きませんが、いつしか日本の今をボヤイたり、歎いたりになってしまいました。途中で電話が入って終わりにしましたが、民主党の話から、菅さんの話から、まだまだ終わりそうにありません。

ところで、昨夜のテレビも今朝の新聞も「小沢氏強制起訴へ」で他のニュースは吹っ飛ぶ勢いです。
私は、特捜部の事件の作り方に以前から疑問を持っていました。村木厚子さん無罪以後の大阪地検特捜部の問題は一連の特捜問題のマグマが、大阪の杜撰で間抜けた工作のお陰?でたまたま地上に吹き出て衆人認める所になっただけ。それを大阪だけの問題に押さえ込もうと今最高検が躍起になっているところです。いずれマグマの存在はこの小沢事件においても、明かにされる日が来ることでしょう。
それにしても、マスコミ挙げて小沢一郎氏を犯罪者に仕立て上げるキャンペーンの異常さは、そろそろ若い人たちや、検察・特捜の無謬性を信じ込んでいる人たちにも分って欲しいと思います。今回は、菅政権が尖閣問題の処理で内閣支持率が落ちた頃合を見計らったかのような時期ですし、当然、菅政権は「脱小沢」で”夢よもう一度”の支持率アップに利用するでしょう(か?) 大阪地検特捜の問題も、これで国民の関心が遠のくかも。野党は自民党をはじめ飛びつく勢いです。
これからは毎日毎日小沢問題に新聞テレビ国会は明け暮れる事になるでしょう。
でも、そうなって、いったい誰が得をするのでしょう? 誰が損をするのでしょう? 
そもそも、小沢さんが何をしたというのでしょう? 考えてみたいものです。
「火の無い所に煙はたたぬ」という俗説につけ込んで、煙をたたせて偽の火を仕立て上げる事も日本の司法は平気でやってきたのです。
ナンデそんなことまで?も考えてみたい問題です。