”オレンジゆずるバス”初体験

今日は我が家の運転手二人が家に居ません。家には車もあり、私は運転免許証も持っているのですが、実質30年以上ペーパードライバーですので残念。初体験の市のコミュニティバスでと思ったのですが、母はタクシーを頼んでしまいました。いつもの通り、売店で、今朝は、朝日新聞を買って、病室へ。
父はこのところの盛夏のような暑さが分らないと言っています。まだゼリー2つですが、少しづづ顔色も良くなってきていますので、「今度歩けるようになったら、むくみが取れた身体なので、楽に歩けると思うよ」と。母が、「退屈じゃない?」と聞くと、「テレビがあるし、窓の景色があるから退屈ではない」と言います。母は「空がきれいに見えて、雲の動きを見ていれば退屈しないかもね〜」とパノラマみたいに箕面の景色が見える大きな窓を眺めながら。
30分ほどして「今日は夕刊がないから叉明日ね」と母が言って外に出ました。
病院の玄関先いつも待っているタクシーが一台も見当たらず、玄関脇のバス停に「オレンジゆずるバス」が止まっています。帰りにヴィソラのイオンで千羽鶴用の折紙の箱詰めを手に入れたかったので、「ヴィソラ、行きますか?」と外で時間待ちの運転手さんに尋ねると「萱野中央、寄りますよ」。

昨年から箕面市内をコミュニティバスが走るようになりました。子どもが小学生の頃、ソフトボールの世話をしていた時に知り合った市役所の方に、市内が東西に伸びていて、駅と千里中央往復のバスだけでは不便なので市役所や図書館や警察、郵便局が集中している中央部と東西を結ぶバスを是非、と訴えた事がありました。その時は、「阪急バスが反対するから実現は無理」という答えでした。それが、数十年経って阪急バスの協力で実現する事になりました。
最近くすんだオレンジ色の小回りの利くカワイイバスが走り回っているのを見て、いつか乗ってみたいと思っていました。今回初めて乗った病院から萱野中央までの間、とっても面白いコースを走ります。大型の阪急バスでは回りきれないカーブや道幅の狭い民家の道をスイスイと周っていきます。座席は10人分。車体にはカエデちゃんと柚子君(名前がありましたっけ?)が描いてあって、ノンステップの乗りやすい車体です。
帰りのバスの時間までに、お好み焼きを食べて、お茶を飲んで、さて、時間通りの青ルートのバスに乗ったのですが、途中で、”どうも箕面行きではまずい、駅まで連れて行かれそう。中小前では家まで上り道だし、警察前は平坦だけど歩く距離が・・・、このまま終点の駅まで乗って阪急バスで一駅乗れば、下りだし歩く距離は最短でいけそう”と帰りのコースを考えました。母の腰がまだまだ要注意のレベルですので、なるべく歩かずに済むコースにと。


箕面駅に着くと、北小福祉会の七夕が今年は透明ドームの柱に立てかけてありました。すでにバスが来ていましたので、短冊を読む時間はなかったのですが、恒例の七夕飾りも見て、母と、「市内観光してきたみたい」なんて言いながら帰ってきました。
病院前は、阪急バスは坂ノ下、オレンジバスは病院玄関前。オレンジバスはバス代200円、阪急は210円。
オレンジバスは(も?)高齢者割引もあるようですし、乗り継ぎ割り引きもあるようです。