猛暑日の柏葉アジサイ(デモは社会を変えるか)

大雨の被害のあとは列島猛暑! 
暑いです〜!
昨夜は10時過ぎから、サッカー男子のテレビ観戦準備。夫は猛暑日に岩登りに出かけ、帰ってきたら、昨日は私に今朝は母からも、言われていました。
「事故が無くてよかったね。もしなんかあって新聞沙汰になったら、総非難、こんな暑い日に何考えてんねん! 行く方が間違ってる、エエ齢して!と言われるわよ」と。
家族としては、出かける前に言うべきことでしたが。お連れがあったし、自分もここ数か月、仕事と旅行に追われて岩へは行けずで鈍っているのが気になっていた様子。
それでも夜の男子サッカーは気になって、横になりながら、後半はきっちり見ていた様子。
女子と違ってスピード感が違いますし、ボールも派手に飛びますし、野球とソフトボールほどの違いがありますね。
そして、女子と同じく、初戦、優勝候補のスペインを相手に勝ってしまいました。永井のスピードは目を見張りますが、1点がなかなか入らない。ロンドンでは、ゴールシーンを見せてほしい!と注文をつけておきます。

ところで、昨夜のクローズアップ現代(今週はなかなかテーマが充実していますね)は金曜の官邸前の再稼働反対デモを取り上げていました。
「デモは社会を変えるか 声あげる市民たち」 ゲストは映画監督の森達也氏。
金曜日にデモに出かける様々な人たちの取材に泣かされました。涙腺が緩む老化現象でもありますが、こういうのに弱いです。
子どもを抱えたり手をつないだりして参加している母親や父親、仕事帰りのサラリーマン、たった一人で参加し、一人で声をあげる決意を静かに語る青年、70代の男性は静かに暮らしていたいけれど今度ばかりは黙っているべきではないと安保以来のデモ参加に知人を誘って出かけます。自分の意見を未だ持たない大学生は、この目で何が行われているのか見てみたいと出かけ、言葉に出せない自分の不勉強を恥じて、これからもっと真剣に勉強しないといけないと思ったと。拍手!でした。
福島から来たという子ども連れの若いお母さんはエノコロ草を手に「あちらでは線量が高くて草は触(さわ)れないので、さっきそこで摘んだこれはお土産に持って帰ろうと思って」と。そうなんですね、福島では線量の高い地域でもまだ暮らし続けないといけない人たちがいるのです。意外だったのは写真家の大石芳野さん! 多分、私と同い年で、わが街のフォトコンテストの審査委員を長年務めて下さっていた方。とうとう日本の路上が取材対象になったんだ!と思わず声をあげていました。
ブログ仲間で毎週のように金曜デモに参加してその様子を的確に伝えて下さる方の「もう元には戻らない大勢の人の大きな変化」を裏付けるような内容でした。
スポーツでも日本人選手の頑張りは続いています。ダメなのは政治ですね。その政治を変える手立てを考えて、このひとりひとりの大きな変化が政治を変える力になってくれるまであきらめないでがんばりましょう・・・と言い続けたいと思っています。

さて、今朝は、ゴミ出しの日。昨日、香住の魚屋さんのTさんから電話。3人で注文したお任せ鮮魚が届いたので、お二人に連絡。アジはハラワタとゼイゴを取って南蛮付けの準備。イカは刺身用とイタリアン用に、これも処理。甘海老は身を取り出して残りは濃厚な出汁をとって、あとはモズクとサザエなので、これでゴミ出しに間に合いました。

来週火曜日にはガス床暖工事に入るので、そろそろ大きな食器棚の中を片付け始めています。床がミシミシ言い始めているので、工事費の安い今がチャンスかなと、それに、片付け仕事は70歳までにしておきたいし…というのもあるし、冬の暖房が灯油頼みっていうのも…というのもあって。
ところで、昨日は、NHKスペシャル「3つの事故調」の結果を巡っての先日の番組を見直しながら大事なところをメモしだしたら、やっぱりいつものように書き起こしに近くなって、遡ってその前の「メルトダウン連鎖」はどうしたものか…と考えているところです。

写真は猛暑の中、豪華な花房が目を楽しませてくれる柏葉(かしわば)アジサイです。