浅田真央さん会心のフリーと100トン漏れと「線量計偽装」疑惑と命のおにぎり



◎女子フィギュア、金はロシアのソトニコワ、銀、韓国のキム・ヨナ、銅はイタリアのコストナー。日本は、前日まさかの16位、3つのジャンプ全滅の浅田真央さんがフリーでは8つのジャンプを跳んで自己最高得点142.71をあげ6位入賞、鈴木明子さん8位、村上佳奈子さん12位でした。泣いて笑って、笑顔で終われてよかったです。

真央ちゃんの前日の失敗に、たくさんのプロスケーターたちがツィッターで声援を送ったというニュースがありました。ウズベキスタンの男子フィギュアのミーシャ・ジーが先陣を切って「#MaoFight!」だったそうです。この人、私は夜更かしして午前1時で見るのをやめたライブで見ました! メダル争いには無縁の人たちが早いグループで滑ります。その中の一人がジーくん。ヴォーカル曲が流れてまるでエキシビションのようなスケートです。2点減点でも自分流を貫きたいんだそうで観客に拍手を煽ったりで陽気なGUY!って感じでしたが、ハートは優しいんですね! 安藤美姫さんも「考えすぎず小さい頃のように…」とツィートしたそうです。(左:涙が光る笑顔の写真は今日の読売夕刊一面から)

ついでに、今日のロシア・プルシェンコのツィートです:[ @EvgeniPlushenko / Mao - you was great, special thanks for Axel 3,5! You're real fighter!! #Sochi201]前回五輪で4回転を跳ばない金メダルに反発したプルシェンコらしく女子で浅田さんしか跳ばない3回転半のトリプルアクセルに賛辞を送っています。SPで、アクセルにこだわったための失敗でもあったので、プルシェンコには一夜明けたフリーでの成功が殊のほか嬉しかったのでしょうね。バンクーバーを超えたラフマニノフ(ピアノ協奏曲2番)でした。
ツィッターついでにもう一つ:

中国ツイッター「精神に敬服」真央のフリーに涙

 【北京=牧野田亨】ソチ五輪フィギュアスケート女子フリーで、浅田真央選手が演技を終えた直後から、中国版ツイッター「微博」では「感動して涙が出た」「息が止まるほど素晴らしかった」と絶賛する書き込みが相次いだ。

 中国でも浅田選手と金妍児キムヨナ選手(韓国)の対決は注目の的だった。浅田選手の最高の演技に「あきらめない五輪精神を示した」「どれほどの人が私のように泣いたことだろう」「表彰台に上れなくても、あなたの精神に敬服します」などの賛辞が送られた。 (2014年2月21日10時36分 読売新聞)

 
◎↑左は昨日の読売新聞夕刊の一面記事です。右は日経夕刊の同じ内容の記事です。
日経リードから「東京電力20日福島第一原子力発電所で汚染水をためているタンクの上部から雨どいを伝って水が漏れているのを見回り中の作業員が見つけたと発表した。タンクを囲むせきの外に漏れた量は約100トンで、雨どいの水からはベータ線を出す放射性物質が1リットル当り2億3千万ベクレルと極めて高い濃度で検出された。」
読売から、「漏れた水に含まれる放射性物質の約半分はストロンチウムで、その濃度は国の放出限度(同30ベクレル)の約400万倍とみられる。昨夏には、ほぼ同じ濃度の汚染水300トンが別のタンクから漏れ、原子力規制委員会原子力事故に関する国際基準で5番目に深刻な「レベル3」と暫定評価している。満水のタンクに注水してあふれるミスは昨年10月にも起き、東電は管理体制を見直したはずだった。」
◎「まさか、こんなことはしないだろう」と感じるようなことにこそ真実があったりするもんだということは、私は原発事故から教わりました。「それにしても、まさか、こんなことするんだろうか」・・・・20日の「おとじろうとらいるのひび」(http://blog.rairu.com/?eid=1523)さんのブログの書き出しです。

【偽装】線量計を分解すると細工が!!
メーカ社長『文科省から、放射線量低くでるよう改造依頼あった』
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/8b74339b5346f28bba5e3c42d82dbe50


おととし、福島へ行った時、福島の郡山駅の真ん前、人通りの多いところに、モニタリングポストがありました。その後、
 福島駅に行った時に、当然、同じように誰にでもわかる所にモニタリングポストが置いてあると思い、駅まで交通整理をしている人に聞いてもわからず、駅の案内窓口に行ってもわからず、どっかに電話して聞いて、やっと教えてもらったのは、駅から何分も歩いて、やっと見つけられるような、人気のないところに立てられていました。それが、意図的なことかどうかは、わかりませんが、「意図がばれ...なきゃ何やってもいい」と勘違いしている人たちがいることは、間違いありません。福島駅のモニタリングポストの写真を添付します。左手前にあるのが、モニタリングポストで、遠くに見える高い建物が福島駅です。

◎是非「線量計を分解すると細工が!!」を訪ねてみてください

┗■1.線量計に細工が!−− 石岡市内100箇所以上の放射線量を定期的に
        測ってきて、線量計を分解してみてわかった!
 └──── 東海原発廃炉を求める石岡市民の会 合田寅彦

以前、文科省が、線量計の数値が低く出るよう仕様変更することを”アルファ通信”に強硬に要求してきた件は、ブログでも取り上げた覚えがありますが、それも含めて、コチラでまとめてあります。線量が報じられていないこの頃ですが、線量そのものを低く抑えているとすれば・・・
◎心温まるお話を「もうすぐ北風が強くなる」さんの「おばあちゃんたちが、大雪をかき分けて国道のドライバーを助けに回った」(http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2150.html)から:

雪の国道へ命のおにぎり−飯舘村の恩返し 2/20 高橋宏一郎 | 共同通信福島支局長


東日本で記録的な大雪となった先週末、福島市郊外の国道4号でも立ち往生したトラックや乗用車が行き場を失い、ドライバーは食べるものもなく途方に暮れていました。
そこへ炊きたてのおにぎりを差し入れに来たのは沿道の仮設住宅に暮らす福島県飯舘村でした。
持病のため運転席で意識を失いかけていた人が、温かいおにぎりで命拾いしたそうです。
東京電力福島第1原発事故に伴う避難が3年近く続く村民たちは「これまで国内外からさまざまな支援を受けてきた、ほんの恩返し」と謙虚に振り返っています。