◎先日、奥田愛基さんの中学時代の苛めの問題がハートネットTVで取り上げられた放送を見たところでした。今度は小学2年生の時、原発事故で横浜に自主避難した福島の男の子。昨年7月、2度目の不登校になった小6の時の手記の公表です。
転校直後から「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった」。
小5の時に「(原発事故の)賠償金をもらっているだろう」と言われ、同級生らの遊興費などを負担したことについて、「ていこうするとまたいじめがはじまるとおもってなにもできずにただこわくてしょうがなかった」。
学校側に何度訴えても対応してもらえず、「いままでいろんなはなしをしてきたけどしんようしてくれなかった。(先生に)むしされてた」と。
死なないでよかったですね。それにしても、周りの大人たちがあまりに無神経。親や先生方は福島から避難している子どもの存在を知っていてどういうお話をこどもたちにしてきたんでしょう。「何度も死のうと思ったけど、震災で死んだたくさんの人のことを思って『ぼくはいきるときめた。』」こと、そして、手記を公表するという勇気を讃えたいと思います。
内田樹さんがリツイート
YoJung Chen @YoJungChen
考えたくはないが、もし来年のフランス大統領選挙で極右国民戦線の女性党首マリヌ・ルペンが本当に当選してしまったら、これが国連安保理事会の拒否権を持つ五常任理事国の面々となる。
これじゃどんな世界になるのやら、想像したくない…
◎米英仏露中のそろいもそろってということになりそう? 「アメリカ大統領がトランプになるからってビビるな。日本は3年前から**なんだぞ。」というツィート(小話)?がネットで流行ってるとか。世界中で”堪え難きを耐え”の時代=アンネの時代、になりそうですね。
内田樹さんがリツイート
立川談四楼 @Dgoutokuji
本音を言ったからトランプは当選したとの説があるが、少し違うと思う。彼は有権者の劣情を刺激したのだ。まあ慎みや品位と無縁な大統領の誕生というわけだ。我が国の鶴保庸介だって負けてない。機動隊員の沖縄県民に向けた土人発言を差別ではないと言い切っている。しかも彼は沖縄北方担当大臣なのだ。
内田樹さんがリツイート
孫崎 享 @magosaki_ukeru
生前退位、政府・有識者会議2回目.桜井よしこ,石原信雄ら6人退位の是非や、退位の恒久化の是非など8項目に見解。始めに結論ありき。その体裁を整える有識者会議をありたがる必要はさらさらない。何故こういう人選か。結論出す時に都合がいいからだけの話。こんなものに騙されぬ国民に。
内田樹さんがリツイート
宮本徹 @miyamototooru駐留米軍経費について、日本は、適正な負担どころか、他国と比べても異常に多く負担しています。負担割合、日本74,5%、韓国40%、ドイツ33%、イタリア41%。安倍総理も「在日米軍は米国の前方展開戦略の要だ」と述べましたが、在日米軍は日本防衛のために駐留しているわけではありません
◎「トランプのアメリカ第一主義は、アメリカ外交の昔からある内向き戦略。アメリカは外向と内向きを繰り返してきた」だけ。そのことよりも、アメリカは世界にある種の責任を感じてきた。民主主義国のリーダーとして、そして、世界大戦から無傷でその勝利者になり、繁栄してきたという「後ろめたさ」からくる責任感。内田氏独特のアメリカのとらえ方ですが、トランプ勝利はその責任感から解放?されたというより、もう責任はないと宣言、アメリカもただの国になったのだと・・・
内田樹さんがリツイート
Martin Fackler @facklernyt 11月10日
トランプの勝利は、米国の退廃・衰退の始まりだ:@FT via @nikkei
内田樹 @levinassien 11月11日
▽トランプの自国第一主義はアメリカの伝統的な世界戦略です。アメリカ外交は建国以来「外向きと内向き」を交互に繰り返してきました。外向き戦略を駆動していたのは富や軍事力だけではありません。「アメリカは他の国よりも世界に対して多くの責任を負っている」という有責感です。
▽これは世界史上最初の成功した立憲民主主義国家であるという「自負」と、二度の世界大戦で戦場にならず、ヨーロッパの荒廃によってかえって世界で最も豊かな国になったという「うしろめたさ」がもたらしたものでしょう。トランプの勝利はアメリカがその有責感を手放したことを意味していると思います。
▽イギリスが世界帝国であることを止めて「ただの島国」になったように、ソ連が国際共産主義運動の指導者であることを止めて「ただのロシア」にになったように、中国が人民革命の旗を下ろして「ただの中国」になったように、アメリカも「ただのアメリカ」になる。世界中が「ただの国」になる。
▽でも、僕は世界中が「ただの国」になるなかで、「うちは違うよ。うちは世界がかくあるべきだということについての理念があり、語るべき言葉がある」という政治指導者がきっとでてくると思います。ほんとうに新しいものは必ず思いがけないところから出てくる。それは歴史が教えています。
▽そして、「ほんとうに新しいもの」は残念ながら、この先もうアメリカからは出て来ないということがわかりました。それがこの大統領選挙から僕が引き出した教訓です。