新緑の金曜日の一日(少し「チア男子!!」)

◎金曜日、父の遺品整理で二回目のクリーンセンター行き。プラスチックケースに入った写真関係のもの。70歳で退職してから少なくとも25年間は写真を趣味にしていましたので、フィルムからデジタルまで作品がどっさり。大事なものはみな焼き直して小さいサイズにしてアルバムに整理してあります。大きいものは父がほとんど捨てていいと言ったので処分済み。残っているの大量のネガフィルムやデジタルになってからのCDなど。きれいに整理はされていますが大量です。夫は始末をしながら、あとに残されたものが大変だから、自分のものもいつか整理しようと言っています。山の道具を見て、私も、いずれ山へ行けなくなったら、山の趣味の人たちに譲ってほしいと思っていました。

◎さて、山の中のクリーンセンターへ向かう道は新緑が美しく、ところどころに木に絡んだ藤の花が咲いています。前回の火曜日と違って外気温は23℃まで上がっていました。平地は27℃ほど。崖崩れあとの補修工事のコンクリート?は無粋ですが、安心して走れます。小学生の一行が先生に引率されてクリーンセンター内を見学していました。

◎山を下って山麓線を走って、市内に入り、中小学校横の道をまっすぐ国道を横切って、緑が丘から豊中に入り、住宅街を走って母の入院している病院へ。

ベッドが空ということは下の階のリハビリ。エレベーターで引き返して、リハビリ室を覗くと、背骨を伸ばす椅子に座っていました。杖を突いて歩けるというので待合の椅子のところまでリハビリの若い先生と一緒に歩いていきます。杖は突いていますが、しっかりとした足取りです。ここまで回復できているとは!驚きました。顔つきも病人らしくなくなってきました。また元通りの生活に戻れそうです。前日にレントゲンを撮ったとのことですので、その結果を来週には聞けるでしょう。母の生命力に感謝です。

◎この日の朝、テレビに緊急地震速報が流れて宮崎で地震! 夫が慌てて山仲間に電話をしていました。3年前のちょうど今頃、夫たちは九州一周のドライブ旅行を計画していました。山仲間同士、山で知り合った九州の方と連絡も取り合って。ところがあの熊本の地震でキャンセル。3年経って今年、再挑戦の予定でしたが、夫は足の故障で参加できず、ピンチヒッターで参加してくださる方がいて、夫も気が楽になっていました。そのピンチヒッターさんに電話がつながって、たいしたことないとわかりました。ところがこの方、夫より若手の元気な方なのに、この日は足がつって車中で休憩、残りのメンバーが山に行っているという話でした。10日間の旅で雨があったり夏日があったりですが、そろそろ帰宅される頃です。その夫、回復目指して毎日のようにリハビリ山行で、母を見舞った後、箕面の山を歩いています。

◎夜は、TBS番組、笑福亭鶴瓶の「Aスタジオ」のゲストが横浜流星くん(22歳)でした。3月に終った同じTBSのドラマ「初めて恋をする日に読む話」で深田恭子さんのお相手の不良高校生を演じ、”ゆりゆり”ですっかり人気者になったとか。この日は丁度主演映画「チア男子!!」の公開日でもあり朝から話題になっていました。「チア男子!!」は、”直木賞作家・朝井リョウ(30)さんが早稲田大学在学中に早稲田の男子チアリーディンチーム「SHOCKERS」をモデルに書いた小説が原作。

4月から鶴瓶さんの番組アシスタントは上白石萌音さんの妹・萌歌さんが務めています。端正な顔とちょっと知的に見える眼差しがいいなと思っていた横浜流星くん。この名前も本名で、家でも笑った顔を見たことがないという厳(いか)つい大工のお父さん(42)が20歳の時、長男の誕生に合わせて、星が流れるのを見たので流星と名付けたんだそうです。

番組の中で、小中高時代はやんちゃだったという流星くんのやんちゃぶりを聞いて笑ってしまいました。今時、といっても7,8年前、こんな豪快な男の子がいたの!?とうれしくなりました。小学校から極真流の空手の道場に通っていて、14歳で国際大会で優勝して世界一。小6の頃、竹下通りを家族と歩いていて今の事務所にスカウトされて仕事をはじめ、18の高校卒業時に本格的に今の道に進むことを決めたとか。お父さんは15歳で大工修行を始めています。

笑っちゃったのは、流星くん曰く、”男にも女にも持てた友達” が、「流星はアホ、中学の時、昼休み、校庭で裸になった」とすっぱ抜き。ところが流星くんの話ではこの友達も一緒に裸になったんだとか。ほかにも水道管を破裂させたとかいろいろ武勇伝があったらしく、鶴瓶さんに「なんでや?」と聞かれて「目立ちたかった」と。

他の番組のインタビューでは、学内放送で「横浜流星さん、職員室に来てくださ~い」と呼ばれて「またかよ~」なんて言いながら、まんざらでもなかったようなのです。面白い子ですね。このころの男の子のやんちゃは、他人事だと笑ってすまされますが、当事者の先生や親は大変です。案の定、母親(44)はたびたび学校へ呼び出されて謝っていたようです。ドラマではピンク頭で学生服を着崩した不良高校生がお似合いでしたが、あれは地だったのか・・・

朝井リョウさんも、役柄で顔が変わるのが前田敦子さんと似ていていいと言っていますが、これから先、俳優としての成長ぶりが楽しみです。偶然、大ブレイク直前に遭遇できました。箕面で映画が公開されていれば、「チア男子!!」見に行けたのに、残念。来週のAERAでも取り上げられるそうです。こちらで我慢しておこうかな・・・