6月を迎えてジューンベリーの実が赤くなり
ツボミだったスパティフィラムりも咲き出しました。
◎昨夜見たNHKスペシャル「世界同時ドキュメント私たちの闘い」はコロナ禍の世界の人々を自撮りの映像でつなぐ番組でしたがとても良かったです。イタリアではコロナで看護師の母を亡くした息子や仕事のないオペラ歌手が歌声を、フランスでは父親がコロナに感染、年老いた両親を離れて見守る息子、アメリカでは家族と離れて州を越えニューヨークの医療現場へ駆けつけ凄まじい現場で身の危険を感じながら45日間献身的に看護にあたる母親の看護師や、ロシア出身の女性アーティストが3Dの透明フェイスシールドの製作に一日18時間もかけている様子や、イタリア移民3世のベーグル店の店主が閉店の危機のなか医療従事者にベーグルの差し入れをして喜ばれ、逆に励まされて店を続ける意欲を新たにする様子など。そして緊急事態が解除になったイタリアの路上でオペラ歌手が歌う歌声が世界に発信され、ニューヨークの人たちにも届く。
コロナ禍を利用してでも私利私欲を遂げようとする日本の政権やトランプ大統領の最近のニュースには人間の浅ましさを感じてがっかりしますが、こうやって無名の市井の人々の(番組が名付けていた)『自発的連帯』の様子を見ると人間てかくも献身的で勇敢にもなれるものかと勇気づけられます。
昼間は土曜日のETV特選「7人の小さき探究者~変わりゆく世界の真ん中で ~」を録画で見ました。4月に放送されたそうですが見逃していました。
「7人の小さき探究者〜変わりゆく世界の真ん中で〜」 - ETV特集 - NHK
東日本大震災をきっかけに始まった新授業のP4Cという対話学習『philosophy for children(こども哲学)』を実践している気仙沼市の小泉小学校の幼稚園から卒業まで同じ顔触れの7人の子どもたちを取材した追跡番組でした。突然コロナによる休校にあい対話学習が2月で途絶えることに。そのことも含めて子どもたちの真っ直ぐな問いかけが突き刺さるような鋭さで、未来を託せる若い知性や理性に心強さを感じました。コロナ禍が本物と偽物を暴く作用をもたらすなら、これも私たちには好機です。
↓ 柏葉アジサイは今年は沢山の花穂がつきました
その下には青い山アジサイの花
↓ ドクダミの白い花も咲き出して、母が大事にしている八重のドクダミも
↓ これも母の庭で咲くフランネル草とホタルブクロの花
我が家の庭で咲く青いニゲラとアルストロメリア
ニゲラは種をまくのが遅かったせいか今年は花が少ない。
花の一つは咲き終わって今は大きな袋状の実になっています。
乾燥してカラカラになったら種を取ります。
↓ そしてツル薔薇の三番花
四季咲きなのでこれから真夏を除いて
元気なら12月ごろまで次々花を咲かせてくれます。