◎今日は夫がシルバーの仕事日、お弁当を持って8時ごろ自転車で出勤。私はヨーガの日。家を出る時間まで国会中継を聞くことに。立憲民主党の枝野さんの質問。原発新設と日本学術会議の任命拒否の問題を質問していました。いいところをついていると思いながら・・・アメリカの大統領選の結果も気になりますが、投票結果だけで決着しない様子。あのトランプ氏、何をゴネルか分からないところが無茶苦茶でアメリカが気の毒です。
🔲大阪市の住民投票が終わってからと思っていた内田X寺脇X前川三氏による学術会議任命拒否問題をめぐる記事です。
🔲任命拒否が法律違反である論拠の部分を引用です:
前川 所轄というのは、事務的な、最低限必要なお世話はします、しかし中身に口は出しませんという意味なのです。日本学術会議法に「内閣総理大臣の所轄とする」とは書いてあるけど、「内閣総理大臣の監督とする」とは書いていない。ですから所轄という言葉が、学術会議の独立性の証左なんですね。日本学術会議は「独立して職務を行う」とも、はっきり書いてありますし。人事に関してはもっとはっきりと、「推薦に基づいて」と法律に書いてあるわけだから、内閣総理大臣の裁量ではねたり入れたりできないはずですよ。
🔲もう一つ寺脇氏の「税金を使っていれば国旗国歌もやるべき」について:
寺脇・・・・・・ 安倍首相が国会で、国旗国歌について「(国立大学の経費が)税金によって賄われていることに鑑みれば、教育基本法にのっとって正しく実施されるべき」と答弁したんです。でもそれがそれっきりで終わってしまった。国会が止まるくらいの発言だったのに、「そんなバカな!」と誰も言わなかったので、「税金を使っているのなら、国旗国歌もやるべきだ」という話が通ってしまったんです。「あいちトリエンナーレ」のときもそうでしたね。発端のときに菅官房長官が文化庁から補助金が出ていることを持ち出して、一気に忖度ムードができていった。「国が金を出しているのだから、この国のトップである俺の言うことを聞かなければいけない」という論理がまかり通っている。私はどこかに書いたけど、そんなことを言ったら生活保護を受けている人は毎日、国旗掲揚国歌斉唱をしなければいけない、ということですかと。
🔲最後に内田氏の部分から「公共的なものと国家は別」というくだりを:
内田・・・それはそうですよね。国道があったり、堤防があるおかげで僕たちは安全に暮らしているわけですけれど、それに向かって「税金の恩恵を蒙っているんだから、国道を歩く人間は政府に逆らうな」と言われたって困る。公共的なものと国家とはカテゴリーが別なんですよ。そして、学術は公共のものです。個人のものじゃないし、一政府のものでもない。学者たちの「コモン」すなわち共有地なんです
・学術が公的なものである以上は、集団全体が、公的なかたちでそれの活動を支援するのは当たり前のことなんです。集団の知的なアクティビティを高める活動が、一月程前にできた一政府の意向に従わなくてはいけないなんてことはあり得ない。今の政府は「公的」という言葉の解釈を全く理解できていないと思います。生活保護を受けるのも、道路を使うのも、公教育を受けるのも、誰でもが公的な支援を受けているわけで、公的な支援を受けて暮らしていない人間なんてこの国に一人もいない。それを、公的な支援を受けている人間はその時々の為政者の意志に従い、その政治イデオロギーに賛意を示さなければならないなんてことはありえないわけです。
🔲「維新の会」の大目標の都構想があえなく潰えました。松井市長の悔し紛れの発言には、これまで市長として何をしてきたのかが分かります。同じく橋下氏も然り: