2月のお茶のお稽古

◎先日は温かいコメントを戴いてありがとうございます。息子は今、家事見習いに精を出しています。健康を害した原因は、自炊放棄にありと思って、ただいま料理の特訓中。仕事の面で色んなことが重なったこともありますが、コロナに入って外食だけでは健康維持できなくなったのに、自炊能力がないままだったことが行倒れ寸前まで行った主な理由だと考えて、一人暮らしの技術と能力を短期間でと3人?で頑張っています。

病気の方は薬の服用で治りますが、治ってもキチンと食事が出来なければ、そしてバランスの取れた食事が出来なければ、また元通りということに。生きていればやり直せる、取り戻せるということを、親子で噛み締めています。

 

◎先週、上京する前日の16日(木)がお茶のお稽古日でした。翌日は車で早朝から東京へ向かう為の準備もあってスカートに履き替える時間がなく、早退させていただくつもりで出かけました。先生のお宅に着くと、車庫の横の紅梅が咲いていました。

お庭の白梅も咲いています。

玄関扉を開けると正面に七段飾りのお雛様が飾ってありました。

お部屋に入ると仄かに炭火の温かさが感じられます。

さて、これは何でしょう。背中にひさご型の穴が開いています。

こちらが正面。手あぶりでした。炭火が埋めてありますので全体が温かい。

温まっている陶器の肌に触れて手を温めます。

用意してくださっているお菓子。主菓子は1月に続いて先生手作りの花びら餅。

干菓子は五色豆。

スカートではなかったので正座の稽古を遠慮。一番手はNaさん。

この日の棗はいつもと違って平棗。お茶碗は寒い日用の筒茶碗。

底が深いので少し斜めにして茶せん通しをします。

水差しは艶やかな三色の模様が入った琉球の焼き物。

終わって三角形の棚の上に飾り付けます。平棗は引き出しに収めます。

ここで4時になったので、私は一服だけ戴いて早退することに。
お土産に先生が3人分用意されていたケース入りの手作り花びら餅を戴きました。帰って直ぐ冷凍にしました。今回は他の方の都合で曜日が変更になったので、その日になって私が休むと申し訳ないので、上京準備でばたばたするなか時間を作って出かけました。お稽古に入る前のお喋りの時間で、数日前の5丁目の放火事件は先生のご実家のお向かい。同居の息子の放火だったと聞いて驚きました。美味しいお菓子に熱いお茶を戴いて楽しいひと時でした。帰る前に慌てて来月のお稽古日を決めてもらって、先に帰りました。