第77回カンヌ国際映画祭(2024年)

ご近所のツルバラが満開

こちらは唐池公園に向かう道沿いのお宅

2009年の南仏からスイスへの旅行のスタートはコートダジュールの中心ニースでした。行ってきました、南仏とスイスの旅 <1日目・2日目> - 四丁目でCan蛙~日々是好日~ (hatenablog.com)

カンヌはイタリア寄りのニースと違ってフランス(パリ寄り)側(コートダジュール空港より手前?)。あの美しい海辺沿いにあるカンヌは今映画祭で世界中の映画関係者が集っている街です。今年は公式ポスターに黒澤明監督の「八月の狂詩曲」の一場面が使われたとか。

カンヌ映画祭 2024、公式ポスターを公開 黒澤映画『八月の狂詩曲』がモチーフ - THR Japan (hollywoodreporter.jp)

2024年開催の第77回カンヌ国際映画祭公式ポスターが公開された。

今年のポスターは、1991年に同映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品された黒澤明監督の名作『八月の狂詩曲』の一場面を切り取ったデザインとなっている。

八月の狂詩曲』は、長崎の被爆者である祖母が、戦争と暴力に対する愛と誠実さへの信念を孫たちとアメリカ人の甥に伝える姿を描いている

カンヌは先週、今年の「名誉パルムドール」をスタジオジブリに授与することを発表。団体としての受賞は、史上初となる。

第77回カンヌ国際映画祭は、5月14~24日(現地時間)開催。今年の審査員長は、グレタ・ガーウィグ監督(『バービー』)が務める。

第77回カンヌ国際映画祭(2024年)ノミネート・受賞結果まとめ - 映画ナタリー (natalie.mu)

カンヌ映画祭で「ぼくのお日さま」公式上映、5分間超のスタンディングオベーション (msn.com)

意外な俳優さんの名前を見つけました。

今秋公開となる奥山大史監督の最新作『ぼくのお日さま』へ俳優の若葉竜也さんが出演することが発表になりました。

若葉竜也さんは、本作で、池松壮亮さん演じる元フィギュアスケート選手のコーチ・荒川の恋人・五十嵐役を演じています。狂気的な殺人犯を演じ各界から絶賛された『葛城事件』(2016)、少し頼りないけれど愛すべき青年・青を演じ、スマッシュヒットを記録した主演作『街の上で』(2020)、そして3月22日から主演映画『ペナルティループ』(2024)の公開が控えるほか、4月からスタートするドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」に出演するなど、次々と話題作への出演が続く若葉竜也さんと新鋭・奥山大史監督のコラボレーションにご期待ください。

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五十嵐役 若葉竜也さん コメント

こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく「映画っていいな」なんて思ってしまいました。

朝日新聞(23日)が取り上げていました:

★最後の部分を書き移してみます:

 若手の活躍が目立つ今年のカンヌだが、是枝裕和監督がコンペ部門の審査員に選ばれたり、宮崎駿監督が所属するスタジオジブリが名誉パルムドールを受けたり、ベテラン勢も存在感をしっかりアピールしている。「イマ―シブ」部門に出演作が出品されている河瀨直美監督も姿を見せていた。

 1997年、カンヌで今村正平監督が「うなぎ」で2度目のパルムドールを獲得すると同時に、27歳の河瀨監督が「萌の朱雀」でカメラドールを獲ってか国際舞台に躍り出た。北野武監督が「HANABI」でベネチアの金獅子賞を獲ったのもこの年だ。2024年は、1997年に続いて日本の映画史にとって重要な数字となるだろうか。「ある視点」の授賞式は24日(日本時間25日)に開かれる。(カンヌ=編集委員・石飛徳樹)