菊花展と室内合奏団コンサートと田坂氏会見(自由報道教会)

11月の4日(日)はちょうど一週間前、アルゼンチンギターの演奏にケイタイで呼び出されたNさんから、「切符2枚手に入ったからメイプルホールの箕面コンセルト室内合奏団の演奏会に行こう」とお誘いの電話があって予定していました。

1時半きっかりにホールへ着くようにでかけたのですが、紅白の幕が張ってあり芦原公園の方が何やら賑やかそうです。
なんでも知ってるNさんが、「そうなの、今日は第一回の水戸黄門歩こう会で市内の色んな団体に動員がかかってた」とのこと。
先に席を取ってから、菊花展もやってるから公園に出て見ようということで、外に。

菊の花は、ちょうど見ごろになっていて、市長賞も議長賞も優秀賞も札が下がっていて、小菊の懸崖も5分咲き程度でした。

公園には舞台があって表彰式をやっているようです。9時から歩こう会があって、その締めの行事のようでした。
欅(けやき)の木の紅葉が始まりかけています。

さて、ホールのステージでは、珍しくハープシコードが入っていました。
プログラムの前半はヘンデルハープシコード組曲からサラバンド。2曲目はモーツアルトのディヴェルティメントニ長調ケッフェルNo.136です。軽快な演奏です。3曲目はロッシーニの弦楽のためのソナタ第1番ト長調。これで前半終了。

後半はヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」です。
全曲を生で聴くのは久しぶり。
ヴァイオリンのソロは指揮も務める西村恵一氏。プログラムの紹介では、大阪音大卒で在学中に前橋汀子氏の特別レッスンを受けたり、91年にはロータリーインターナショナルよりアメリカに派遣され、イタリアやアメリカで演奏旅行とか。2000年、ウイーン交響楽ヨハン・シュトラウスアンサンブルの日本公演に客演。ポピュラーの分野でも美空ひばりや牧原敬之など競演したアーティストは数えきれないとあります。

ユニークなのは<タレント・俳優としても数々の舞台に出演。京阪電車のテレビCM「おけいはん」のお父さん役は有名。現在、松竹芸能所属タレント。大阪ヴィヴァルディ合奏団及び神戸モーツァルトアンサンブル音楽監督を務め、最近はバロック・古典の指揮活動も多い>とのこと。

演奏はメリハリの利いた楽しい演奏でした。ほぼ満員の客席の盛大な拍手に応えて3曲のアンコール。最後は「♪あ〜きのゆうひ〜に♪てるや〜まも〜み〜じ」の「もみじ」でした。
終わりがけにお友達二人と少し前の席に座っていたSさんと挨拶。4時頃だったのでホールの上の喫茶で「柚子茶」を飲むことに。少ししたらNさんの携帯が鳴って、ゴルフ帰りのご主人がホール前でピックアップできるという連絡。丁度良いと外へ出ることに。
ホール前には、石川県から持ってきたと植木屋の今は亡き先代のNさんがご自慢の根元から枝分かれしているケヤキの大木が色づいていました。
●おススメ記事:「おとじろうとらいるのひび」さん、亡くなられた藤本義一氏の「人間は死ぬ。が、殺されることはない」という言葉が紹介されています。コチラで:(http://blog.rairu.com/?eid=874
●●こちらもおススメです:自由報道協会での田坂宏志氏の会見の書き起こしブログhttp://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2504.html)。改めて記事にしたいと思っていますが、大量、重要な会見の書き起こしです。蛙のアンテナの「みんな楽しくHappyがいい」さんから入ると全部読めます。
●●●原子力規制委員会の昨日の関電大飯原発敷地内の地層調査に関する評価会合で、判断は先送りされました。専門家の中で活断層と認める考えが出たことに対して地滑りが原因との見方も出され、規制委としては判断先送り、7日に関電担当者も交えて再会合です。
▲▲今度の日曜の11・11には東京で脱原発の大行動が予定されています。ところが日比谷公園が使用できなくなっているのが分かったそうです。石原慎太郎氏の置き土産?と書いてありましたが、8月末に決められたとか。言論・集会の自由が狭められていくことになりますね。一体日本はどこに向かっているのでしょう・・・(読んだブログを探しあぐねて………なんて言ってないで、探したら「日刊スポーツ」の記事を見つけましたのでコピーです:

官邸前デモで日比谷公園使用申し立て記事を印刷する
 首相官邸前で毎週金曜日に行われている脱原発抗議行動の主催団体、首都圏反原発連合は2日、今月11日に予定しているデモで東京・日比谷公園の使用が東京都に認められなかったとして、都に対し使用許可を仮に義務付けるよう東京地裁に申し立てたことを明らかにした。申し立ては10月30日付。

 申立書によると、団体は11日に国会や霞が関脱原発を訴えるデモや抗議行動を企画。日比谷公園を集合場所として、9月に公園事務所に使用申請したが「公園管理上の支障がある」などとして拒否された。

 団体は今年3月と7月にもデモを実施し、その際には同様の申請をして認められた。申し立て代理人の小島延夫弁護士は「過去に認めた申請を急に禁止するのは、表現の自由への非常に大きな挑戦だ」としている。(共同) [2012年11月2日20時31分]