手作り陶器と和布のお店へ

節分の日の新年会、百楽荘の「ほしのしずく堂」を後にした私達、
水曜日だけオープンしているという牧落駅西側の陶器と布のお店に寄ることに。


貝塚衣吹の生垣に囲まれた、昭和な感じのお宅です。
目印に赤い唐傘がかざしてあります。
ご主人が陶器を焼き、奥さんが和布の小物を作っておられます。
それぞれの作品が所狭しと飾り付けてあります。
どれも売り物のようです。値札がついています。
奥へ入ると、お座敷の床の間にお内裏様が。
そして布製のお雛様と陶器のお雛様も。
8畳には低いテーブルと椅子が置いてあります。
続きの間の6畳には炬燵が置いてあります。



その2つの部屋に目移りするほどの作品群が飾られています。
8畳の部屋の片隅の円いテーブルの上には、陶器の小皿類が積み重ねて置いてあります。
8畳間から続く縁側の向こうにお庭が見えます。
昭和初期に建てられた百楽荘の蔵のあるお屋敷とこちらは民家そのものです。
どちらも、そのまま今も住みこなしておられるのが良い感じです。
奥様がお茶を淹れてくださって、ゆっくりしながら、陶器のお皿を選んだり。

お店は九鬼陶房と書いてありました。帰り際、奥様に「珍しいお名前ですが、九鬼一族と関係が…?」と尋ねてみたら、「はい、和歌山の出で、水軍だったとか…」と仰っていました。物知りのUさんが、九鬼水軍と関係があるかも…と仰っていたのが当たっていました。
この日は、目のお正月もタップリの一日でした。
(ご主人手作りのお茶碗と奥さま手作りの布茶たく)