レモンと「再稼働反対金曜デモ」と『70年代以降の日本経済とこれから(「特別な1日」)』

今週は忙しい日でした。水曜日、前日からのどが痛くなり、風邪の症状。でも、ヨーガの初日にしていたので出かけました。1時間半、2か月休んで、8月はお休みでしたので3か月ぶり。ラジオ体操は続けていましたが、つい10日ほど前から歩き出しただけので、なかなかきつかった。その翌日は、庭の植木の散髪にNさんが来られて、お茶出ししたり、植木の相談に乗っていただいたり。母は、一番の大木?のヒノキを切ってほしいと言い出して、それを伝えたり。

昨日は、三菱UFJ銀行箕面支店を12月半ばで閉じるというので、私と母の口座を解約することに。私はスムーズにできましたが、母の場合が、委任状での扱いはしていない、電話で本人確認が必要と言われ出直し。耳の悪い母には電話は無理なので夫に電話して隣に行って…と手はずを整えて、銀行から電話の前に私がスマホで夫に連絡…とややこしいことをやっている途中に、別銀行に振り込めば銀行口座は残るものの、電話の本人確認なしで全額を移せることがわかり、夫に再度、本人確認の電話ナシの連絡。なぁ~んだ、最初からそう言ってくれればいいのに…と内心。でも、目的完了で一仕事終えた感じ。銀行口座を減らしておかないと、父の時が大変だったので、結果はヨシです。

帰ってすぐ3時過ぎのお茶出し。Nさん、今回は軽トラでなく、黒いボックス型の軽でこられたので、おかしいなと思っていました。いくつになられました?80歳。そう!もう大きい仕事はするなと・・・家族の方はそう言いますよね。危ないし。去年、我が家の柿の木を切ってもらうとき、手にけがをされたことが切っ掛けかも。トラックだと機材も大きなものを載せられるのでそれだけ危ない仕事をする、ボックス型の軽の後ろに積める機材程度の仕事しかできないということ。奥さんや娘さんからきつく言われているとのこと。そろそろ終わりの時が近づいています。母もそれを見越して、大きな木はNさんの手で切ってもらいたいと思っているようです。庭じまい?かな、

何年か前90歳を過ぎた母がレモンの木を植えてほしいとNさんに頼んだ時は、生りものの木を今頃から植えをるの?とびっくりしました。そのレモンの木に今年初めて白いレモンの花が咲き、10個ほど実がなりました。昨日、もぎたてのレモンを母に渡したら、父に”やっとレモンが実りましたよ”とお供えしたとのこと。サラダにたっぷりレモンを絞るのが父の習慣だったとか。

★さて、昨日は11月の3週目で2度目の金曜デモの日。いつものように「特別な1日」さんのブログから。今回のタイトルは:

◎経済問題ですね。韓国映画『国家が破産する日』と日本の経済問題を絡めると、なぜ解りやすいかというと、  今の日本の経済問題を韓国が過去に経験して、その解決に失敗している体験を映画が示してくれているから…それに「国家」や「政治」が可視化されるということのようです。SPYBOYさんによりますと『他人事ではない』ということが身にしみてわかるということですね。

  14日の蛙ブログでは、SPYBOYさんに教えていただいた朝日の記事をほとんど全文なぞってみました。これもとても分かりやすかったのですが、

70年代以降の資本主義経について、SPYBOYさんも、とても分かりやすく説いてくださっていますので引用してみます。 私たちはこの時代を中心に生きてきた世代ですので、思い当たること多く、なるほど、なるほどで分かります:

70年代以降 アメリカを中心とした資本主義経済は、金融と実物経済が分離して、循環するマネーを増やすことで成長してきました。資本主義経済が成熟し、実物経済だけでは高成長を見込むことができないからです。

 実物経済で蒸気機関や自動車など画期的なイノヴェーションが開発される代わりに、実物と関係ないヴァーチャルな商品、デリバティブや様々な証券など新たな金融商品が開発されました。この時期 ITは画期的な進歩をしましたが、物理的なものではありません。実物とヴァーチャルの間、という感じでしょうか。

マネーの額は年々膨らみ、現在では例えば、デリバティヴを含む為替取引額は物のやり取りである貿易額の60倍にもなっています実体経済超え膨らむマネー 市場のリスク(平山賢一)実体経済超え膨らむマネー 市場のリスク(平山賢一)|株式・投信|NIKKEI STYLE

 そのマネーがバブルと不良債権を作り出しているわけです。その結果が日本のバブル崩壊だったし、山一ショックだったし、ITバブルだったし、リーマンショックだったアベノミクスの金融緩和も土地なのか、アパートなのか、株なのか、それともアメリカの社債に流れているのかわかりませんが、少なからずの不良債権を作っている筈です

・国はいくら借金しても大丈夫だからガンガン財政出動しろ、というMMTはバブルを作る政策です。でもオランダのチューリップ・バブルの崩壊以来 歴史的に見てバブルは必ず崩壊する。そのツケは後世の子供たちに回る。

 バブルが崩壊すると、そのしわ寄せは弱者へ行く。例えハイパーインフレにならなくても、朝日のこの記事にあるように、日本の場合は福祉や医療の切り捨て、年金の支払い減額などへ向かうでしょう。ブルのツケは庶民に回る。それも歴史が証明しています。かといって、昨今のような景気で緊縮財政なんてこともできるわけがない。それはそれで不景気になります。

現実的には、富裕層への増税で少しずつ税収を増やしながら、財政支出やマネーサプライを維持しながら、冨の配分を見直して消費を増やし、バブルを少しずつ萎めていくしかない、とボクは思います。

★後半、ではどうすれば・・・について、デービッド・アトキンソン氏を取り上げておられます。じっくりブログの記事を読んでみてください。

映画『国家が破産する日』(2)と読書『国運の分岐点』、それに『1115再稼働反対!首相官邸前抗議』 - 特別な1日

アトキンソン氏の説の不足をSPYBOYさんが補っておられますが、これも、なるほどと思います。その部分のみ引用です:

 右左問わず、今の日本には『守るべきは個人であって、企業ではない』という大事な視点が欠けています。日本が、強いては資本主義が岐路に立っている今、我々が大事な物は何か、守るべきものは何か、よく考えてみる時ではないでしょうか。

★さて、寒くなってきました。夜のデモはこれから寒さがこたえますね。寒い中参加される皆さん、本当にありがとうございます:(写真を2枚お借りしました)

ということで、今週も官邸前へ。#金曜官邸前抗議
 朝方は冷えましたが、今日はさわやかなお天気でした。午後6時の気温は13度。コートを着ていれば気持ちいいくらいです。参加者は200人くらい。
●今日の抗議

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