2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「おくりびと・悼む人」(NHK「クローズ・アップ現代」)を見て

NHK[クローズ・アップ現代]2月26日(木)は「おくりびと・悼む人」と題して、ゲスト解説者は中沢新一氏。なぜ今、死を題材にした映画や本が受け入れられるのかというのがテーマ。この中で映画「おくりびと」の発案者である本木雅弘氏(というより「シブがき隊…

アカデミー賞効果?

大正生まれの両親が珍しく「おくりびと」を観るというので、車で送りがてら私たち夫婦は「チェンジリング」を見ることにして、午後でかけました。ビックリ!!しました。まず駐車場が満車! しばらく待って何とか押し込んで、これはヒョッとすると、とエレベ…

「菜の花畑の笑顔と銃弾」(NHKスペシャル23日月曜)

新聞番組欄の副題:「アフガンに捧げた青春・涙と感動の記録 *日本人青年の格闘と死」これは昨年8月28日、アフガニスタンで拉致され非業の死を遂げた農業支援の日本人青年・伊藤和也さん(31歳)の死を考える番組でした。この事件の後、責任者の中村哲氏は日…

「おくりびと」を見て

この映画を観る前夜、テレビで日本アカデミー賞の授賞式を見ていたら、「おくりびと」が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、録音、撮影、などなど10部門総なめでした。昨年9月に見た人からも、また、東京の息子からも見るように勧められて…

テレビ朝日の「サンデープロジェクト1000回記念」を見て

中川昭一氏辞任後財政・金融大臣を兼務した与謝野大臣生出演の後、記念討論「西部邁、中谷巌、桜井よしこ、姜尚中が日本人の未来を熱く語る」(新聞の番組欄から)を見ました。西部氏は「新しい歴史教科書」で推進役をした(田原氏が「自称右翼」と紹介した…

村上春樹エルサレム賞授賞スピーチ

イスラエルの文学賞「エルサレム賞」の授賞式で2月15日夜、受賞者の村上春樹氏が記念講演をしました。そのスピーチは新聞でも取り上げられ、スピーチの一部が報道されました。今回全文を入手しましたので、拙い訳文ですが、紹介したいと思います。その前に私…

2月の赤い実

今年に入って色づいてきた赤い実を2点 君子蘭の赤い実。一つの茎にオレンジ色の筒状の花が10個咲きました。 花の軸が10本残っていて、赤い実をつけたのは一つだけ。10分の1の確率です。園芸家なら、この実から種をとって、育てて、株を増やして、というとこ…

70年以上前のフランス映画「望郷」

「コイン・ド・シネマ(500円硬貨一枚で映画を見よう)」、今回はジャン・ギャバンの「望郷」、原題「ぺぺ・ル・モコ」です。ヨーガの帰り5人で昼食をとってメイプルホール2時からの上映を見ました。 製作年は5人とも生まれる前の1936年、ジャン・ギャバン32…

日曜のテレビ番組から (「たかじん」と「沸騰都市・シンガポール」)

15日の「たかじんのそこまで言って委員会」は新聞の番組案内では「1945検証“沖縄集団自決”と軍」となっていて、沖縄の裁判闘争の責任者の方と琉球大学の先生と沖縄出身の現役自衛隊員の三者がゲストでした。この番組は、最初の印象では「右寄り」のコメンテ…

「17歳のための 世界と日本の見方 セイゴウ先生の人間文化講義」

これは私がお正月に読んだ「誰も知らない世界と日本の間違い」の姉妹編、ではなくて、逆ですね。今回読んだ「17歳のための・・」が先で2006年、「誰も知らない・・」がその続編で、私の方がさかのぼって読んだことになります。この本は、著者の松岡正剛氏が1…

サボテンの花

サボテンと呼べるのかわかりませんが多肉植物のグリーンネックレス、 丸い緑色の珠が増殖をはじめ、すぐ鉢一杯に成長したかと思うと、下垂し始めます。 数珠つなぎになってレースのカーテンみたいな立派なのもありますが、 我が家のは切れ切れになって、それ…

白洲次郎・正子展に行ってきました

土曜日の夜、電話で「明日、行かない?」と誘われて、ちょうど夫が福井県の荒島岳雪山テント泊で留守でしたので、二つ返事でOK。日曜日の朝9時半駅待ち合わせで神戸大丸へ出かけました。月遅れで借りている「いきいき」にもよく取り上げられている白州次郎…

「奇跡のリンゴ」

今この人の名前を新聞の書籍広告やテレビで見ない日はないくらいの脳科学者・茂木健一郎がホストをしている「プロフェッショナル仕事の流儀」というNHKの番組があります。以前、中島みゆきのテーマソングが印象的だった番組「プロジェクトX]が終わった後、こ…

ある映画祭に参加して

学生時代の友人から豊中で映像祭があるからと聞いて、参加することに。送ってもらったチラシには「第4回女たちの映像祭・大坂2009」とあり、期間は1月30日から3日間。副題は「女たちの映像を女たちで上映し、語り合い、女の文化を創ります」会場周…